みなさん「ホヤ」は好きですか?

私が住む宮城県は、ホヤの生産量が全国トップで、「ほや祭り」が開催されたり、養殖業が盛んな女川という地域では、「女川ほや本」という、ホヤの生態やレシピ、お土産、ホヤが食べられるお店などの情報が書いてある本まであります。

ホヤの見た目や形から、ホヤは「海のパイナップル」なんて可愛い愛称で呼ばれる事もありますが、正直、見た目は決して可愛くはないですよね。笑

宮城県民の私が言うのもなんですが。笑

 

味も最初は塩味、だんだん酸味と苦味と甘味が口の中に広がっていき…噛めば噛むほどいろいろな味がするから不思議です。

 

見た目も味も不思議なホヤ。

宮城県民、み〜んなが好きか?と言われるとそうでもない。むしろ私の周りは「グロい」「見た目がムリ」「美味しさがわからない」と、ホヤが苦手な人が多いです。

 

10年前の私もそうでした。むしろ嫌いでした。「新鮮なホヤ」を食べるまでは…。

 

今日は、ホヤ嫌いを10年前に克服した私が、5月〜8月旬のホヤの魅力と美味しい食べ方をご紹介します☆

 

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新鮮なホヤはココが違う!

ホヤならどれも一緒じゃないの?と思うかもしれませんが、新鮮なホヤは塩味と酸味と甘味と苦味のバランスが絶妙なんです。

 

鮮度が落ちてくると、この絶妙なバランスが崩れ始め、苦味が強くなっていき…全ての味が薄れ…なんだこのよくわからない味は!となってしまいます。

 

私がホヤを初めて食べたのは20年前なのですが、その時に嫌いだと感じたのは、まさに鮮度が落ちていたホヤを食べたから。

 

そこから10年もの間、ホヤを食べようとはしなかったのですが、地域のイベントに参加した時、知り合いの漁師の方が、その日に獲れたホヤをその場でさばいて私に試食をすすめてくれました。

 

知り合いという事もあって、ホヤ嫌いなんですとも言えず、頂く事にしたのですが、その前に、私が記憶しているホヤと、その日に獲れたてのホヤは全く別物に見えて。

 

みずみずしさ・ツヤ・プニプニ感・発色、とにかく身の部分がすごく輝いておいしそうで、思ったより抵抗なく10年ぶりに食べられました。

 

そしてあまりの美味しさに、なぜこの10年間、ホヤを食べなかったんだろうと本気で後悔しました。

 

美味しいホヤの見分け方

身に関してはホヤがそれほど好きではない人も、パッと見てわかるくらい、新鮮なホヤは鮮やかなオレンジ色をしていてツヤツヤしています。

 

そして、まさに「海」を感じるような香りがするのですが、そうでないホヤは香りがほとんどせず、身はツヤもなく黄色です。

 

身はわかりやすいのですが、皮(赤いゴツゴツ)つきだと中を見ることができないので、選ぶのが難しいと思いますが、皮つきのホヤを購入する時は、濃い赤色で皮がパンパンに張った太ったホヤが美味しいです。

 

鮮度が落ちてくると、皮はプヨプヨと柔らかくなり、しぼんできます。

 

まとめると…

・皮つきのホヤは「濃い赤」「皮の張り」「パンパン」に注目すべき!

・身は「鮮やかなオレンジ色」「ツヤツヤ」が美味しい!

 

身だけで販売されているものも美味しいのですが、私はやはり皮のついたホヤをさばいて本当に新鮮なものをぜひ食べて頂きたいです。

 

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ホヤのさばき方

まずホヤの「+」と「−」を確認します。電池でもあるまい、「+」と「−」ってなんだよって感じですよね。

 

ホヤの赤いゴツゴツした部分の先をよく見てみると、ハッキリと「+」の形をしている部分があり、その近くに「−」の形をしたゴツゴツもあります。

 

この「+」の部分がプランクトンや海水を取り込む入水孔で、「−」の部分が排泄物が出る出水孔になっているのです。

 

1.赤い突起の先が「+」になっている部分を根元から包丁で切り落とし、ホヤの中の水を出します。

ホヤの中から出てくる水は「ホヤ水」と呼ばれ、本当にホヤのうま味を味わいたい方は、ボールなどの入れ物に「ホヤ水」をとっておいて、身をさばいた後につけて食べるのですが、お腹の調子が悪い時など、ホヤ水に含まれるバクテリアなどの衛生面が心配なので、私はホヤ水にはつけずに食べています。

 

2.今度は「−」部分を同じように根元から切り落とし、茶色い排泄物を取り出します。

排泄物は身を開いた時にちゃんと取れば良いので、ここでは細かく取る必要はありません☆

 

3.「−」の出水孔を上にした状態で、「−」の出水孔から下の付け根まで下向きに包丁を入れ、開きます。

 

4.オレンジ色の身を、指で皮から剥がし、ちょっとついている赤い孔の部分を切り落とし、さらに出てきた排泄物を取り除きます。

身は、それほど力を入れずに簡単に剥がれます。私は排泄物を取り除く時、水道水で流しながら綺麗にします。

 

せっかくの海の香りと塩味が流れると思うかもしれませんが、私は「美味しく・安全に」食べたいので、そうしています。

 

それでも十分、新鮮なホヤのうま味は感じられます☆

 

5.身の部分に、茶色い肝のようなものがついているのですが、我が家はこの部分の好き嫌いが分かれていて、切り落とす事が多いです。

食べられるのですが、ちょっと苦味というかクセがあり、夫と父は好きなのですが、私は苦味が強いホヤよりも甘く感じる方が好きなので、切り落としています。

 

ホヤの美味しい食べ方☆

そのまま生で食べても美味しいホヤですが、私は朝起きてすぐにでも食べたいと思うくらい、「蒸しホヤ」が大好きです。

 

ホヤが苦手な人でも蒸しホヤのガラリと変わった味なら、食べられるかもしれません。

 

やめられなくなる「蒸しホヤ」

【準備するもの】

・ホヤ

・お酒

・水

・鍋

【作り方】

1.「+」と「−」の突起をどちらも切り落とし中のホヤ水と排泄物を流したら、付け根を下にした状態で、真ん中から半分に包丁で切ります。

 

2.半分に切ったホヤは皮と身をはがさず、排泄物と中の肝だけを取り除き、少し水を入れた鍋に皮つきのまま入れます。

蒸す程度なので、水はホヤがひたひたになるほど入れる必要はなく、少量でOKです。

 

3.強火で蒸して、湯気が出てきたら、鍋の中にお酒を適度に振り入れ、中火にして2〜3分程さらに蒸します。

 

4.ホヤがクルンと丸まってきたら完成です☆皮から身を剥がして食べてください☆

できれば作ってすぐの美味しさを食べてみてください。もし食べきれない時は、約1ヶ月間、冷凍保存もできます。

 

私は冷凍保存しておいて、何回かに分けて食べていますが、冷凍すると作りたてよりも海の香りはなくなりますが、甘味やうま味はしっかり保存されています☆

 

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定番レシピおいしい「ホヤ酢」

我が家では蒸しホヤよりも、サッパリしていて簡単に作る事ができる「ホヤ酢」を作る事が多いのですが、暑い夏こそ食べたくなります。

【準備するもの】

・ホヤ

・酢(私はリンゴ酢か米酢のどちらかを使っています)

・大葉

・キュウリ

 

【作り方】

1.ホヤに添えるキュウリは、薄く切って塩でもんで水気をとり、大葉は千切りにしておきます。

 

2.ホヤをさばいたら、食べやすい大きさに切り分け、酢であえた後にキュウリと大葉を添えて出来上がりです☆

 

できればその日に食べてくださいね!

半日経つと、ちょっと苦味が強く感じるので…。

 

手抜きで美味しい「ポン酢ホヤ」

こちらもサッパリしていながら、ポン酢のうま味とホヤの甘味のコラボレーションが絶妙な一品です☆

【準備するもの】

・ホヤ

・ポン酢

・大葉(お好みで)

 

【作り方】

1.大葉は千切りにし、ホヤはさばいて食べやすい大きさに切り、お皿に盛ります。

 

2.切ったホヤの上に大葉をトッピングし、上からポン酢をかけて完成です☆

 

ポン酢って何にでも合いますよね。ホヤにもピッタリで、ポン酢の酸っぱさとホヤの甘味がたまらなく美味しいです。ホヤ臭さも軽減されます。

 

意外とホヤの歴史は長い

ホヤを見て私はいつも思う。

「最初にホヤを食べた人スゴイな〜。」と。

 

調べてみると、ホヤは平安時代前期から親しまれた食材で、我ら宮城県民が誇る、仙台藩主「伊達政宗」もホヤが好きだったようで、正月料理にホヤのお吸い物が出されていたとの事。

 

そして、約120年前に宮城県気仙沼市唐桑町で養殖が始まり、現在に至るのですが、最初にあの赤いゴツゴツした物体を食べた人ってチャレンジャーだと思いませんか?

 

気仙沼市といえば「ホヤぼーや」という観光PRキャラクターも有名です。

 

気仙沼市で行われるイベントに、ホヤぼーやが遊びに来ている事があるので、新鮮なホヤを食べに&ホヤぼーやに会いに、ぜひみなさんも宮城県気仙沼市に足を運んでみてください☆

ホヤは今が最大の旬で栄養たっぷり

私の住む地域では「ホヤは藤の花が咲く頃が旬」と昔から言われているのですが、5月〜8月がホヤの旬と言われ、その中でも6月から今時期(7月)が旬のピークです。

 

まさに今が食べごろです!

 

ホヤの甘味も栄養も増すのがこの時期で、体づくりに必要なビタミンやミネラル、亜鉛、ガンを抑える効果が期待されているグリコーゲンなどが豊富に含まれています。

 

しかも100gあたり約30kcalと、女性に嬉しい低カロリーです。

 

今年の夏は、ぜひ宮城県の新鮮なホヤを食べて暑さに負けない体づくりをしてください。

 

私は今から冷凍していた蒸しホヤを食べます☆ではまた☆

 

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