父の「いびき」は騒音レベル。

 

かれこれ20年以上、騒音レベルのいびきが続いており、家族はいつも寝不足。

 

私と妹は結婚して家を出た事で、父のいびきによる睡眠不足から解放されましたが、祖母と母はいまだに悩まされています。

 

 

さらにいつも数秒間、いびきどころか呼吸すら止まっている時があり、寿命を縮めかねない「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」なのではと心配し、病院に行くよう、これまでに何度も父を説得してきました。

 

 

しかし父は

「お前達は大げさだ。そんなにイビキをかいている訳がない。気にしすぎだ。」

と、全く聞く耳を持たず、むしろ指摘される事に毎回、腹を立てている様子。

 

 

でも父のいびきは、「大げさ」で済まされるレベルではなく、父だけ部屋を別にしても地鳴りのように家中に響き渡り、お盆などに泊まりに来る親戚は、みんな寝不足で翌朝グッタリして帰ります。

 

父のいびきが原因で、泊まりに来なくなった親戚もいるくらいです。

 

この騒音レベルのいびきが20年以上も続いていれば、慣れそうなものですが、母にとってはもうストレスでしかなく、どうにか現実(騒音レベルのいびき)を、父に知って欲しいと肩を落としていました。

 

(後ほど書きますが、これまでに母と協力していろいろと「いびき対策」を試みてきたのですが、全て失敗に終わっています。)

 

 

そんな母から「お父さんのいびきネタで嬉しい事があった!」と、テンション高めで電話があり、話を聞いてみると、なんと父が耳鼻咽喉科の「いびき外来」を受診したとの事。

 

20年以上も聞く耳を持たなかった父が⁈と驚きましたが、これで騒音レベルのいびき改善に、一歩近づけた気がしてホッとしました。

 

今、私の父以外にも「いびき外来」を受診する人が増えており、若い人からお年寄りまで、幅広い年齢層の患者さんがいるそうです。

 

まだ治療段階ではありますが、これからお話する「騒音レベルのいびき改善までの道のり(父体験談)」が、

・いびきを家族に指摘されて悩んでいる

・いびき改善の為に病院に行こうか迷っている

 

そんな人達の力になる事ができたらいいなと思っています。

 

「いびき外来」ってどこにでもあるの?

私は正直、この父の件があって初めて「いびき外来」の存在を知りました。

 

いびきに悩む人は多いと言われながらも、「いびき外来」を設けている病院はまだ少なく、私の住む地域でも、たくさん病院があるにも関わらず、いびき外来があるのはほんの数件です。

 

父は、「耳鼻咽喉科」のいびき外来を受診しましたが、調べたところ「循環器内科」や「呼吸器内科」、「歯科」にもいびき外来を設けているところがありました。

 

「歯科」でも治療ができるところがあるというのは、ちょっと驚き。

 

また、いびきの場合は「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の疑いが大いにある事から、医療機関によっては、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)外来」や「睡眠外来」での受診をすすめられる事もあるそうです。

 

(私の住む地域の病院では、「いびき・睡眠時無呼吸症候群(SAS) 外来」とセットになっていました)

 

「いびき」が「よく寝ている証拠」ではない

いびきをかいている人を見ると、「疲れたんだな」とか「よく寝ているから起こさないようにしよう」など、深く眠りについているイメージがありませんか?

 

(私の父の場合は、毎日、騒音並みのいびきをかくので、もはや心配レベルですが…)

 

 

「なぜいびきをかくのか」、父が耳鼻咽喉科のいびき外来を再診した際に、私も付き添い、先生に聞いてみたところ

 

そもそも「いびき」というのは、寝ている時にのど(上気道)が狭くなって、その狭くなったところを空気が通る為、のどが振動して音が出る

 

この「のどが振動して音がでる」ものが「いびき」と言われるもの

 

という事でした。

 

 

寝ている時は、舌の付け根が下の方に下がったり、のど周辺の筋肉が緩む為に、誰でも多少なりとも、のどは狭くなるのだそうです。

 

また、骨格や生活習慣(寝方・お酒を飲むなど)、鼻づまりによっても、いびきが出やすくなるので、「一時的ないびき」はあり得る事で、それほど心配はいらないのだそうですが、注意すべきは父のような

 

「慢性的な騒音レベルのいびき」

 

大きい音のいびきは、無意識のうちに一生懸命、狭くなったのどからたくさんの空気を取り入れようとして、起こっている振動の大きさなので、「何らかの異常がある」と考えられるのだとか。

 

 

父が得意気に、この「いびき」の仕組みを

 

「風がある日に窓が全開だと、それほど音はしないのに、窓が少しだけ開いているとスゴイ音がするでしょ?そういう事。」

 

と酸素を風に、のどを窓に例えて私に改めて説明をしてきたのですが、例え話はいいから真剣に治療してくれと思いました。

 

 

「よく寝ている」と思われがちな大きい音のいびきですが、実際は寝ている間、体内にうまく酸素を取り込めずに苦しくなっていて、必死に酸素を取り込もうとしている状態。

 

つまり、呼吸がうまくできていない状態なのだそうで、「睡眠時呼吸障害」という病名がつけられる事もあるそうです。

 

慢性的な「いびき」を放置するとなぜ危険なのか

体内にうまく酸素を取り入れられず、必死に酸素を取り込もうとして起こる「いびき」。

 

風邪を引いた時や、お酒を飲み過ぎた日などに起こる、一時的ないびきはともかく、日常的に大きないびきが続くとなると、

 

「寝ている時に血液中の酸素量が低下」

 

している状態で、父のように時々、呼吸が止まっている無呼吸の状態がある場合には、「窒息状態になっている」とも言えるようです。

 

このような呼吸の障害を放っておくと、脳や体に酸素が行き渡らず、低酸素状態もしくは酸欠状態になるので、

・翌朝に疲れがとれない

・昼間に何度も眠くなる

・高血圧などの生活習慣病につながる

 

などの不調が体に現れ、仕事に集中できなくなったり、居眠り運転で事故を起こしてしまう可能性などもあります。

 

心配されるのはそれだけではなく、寝ている時、誰でものどが狭くなるとはいえ、健康な人の場合は極端に狭くはならないそうで、

 

「何らかの病気が原因でのどが極端に狭くなっているのではないか」

 

という隠れ病の可能性と、

 

「心臓病や脳卒中などの大病につながる恐れがある」

 

という事で、重要視されています。

 

こんないびきは「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の可能性アリ

日常的に大きないびきをかく場合、いびきの度合いにもよりますが、大病を引き起こす可能性がある「睡眠時無呼吸症候群」の疑いが大いにあるという事。

 

睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合、寝ている時に

 

1.睡眠中に気道が狭くなり、いびきをかき始める

 

2.気道がさらに狭くなり、最終的にふさがる事で、いびきが止まる(無呼吸になる)

 

3.体内の酸素が低下し、窒息と同じ状態になる為、無意識のうちに体内に酸素を必死に取り入れようと、苦しくなって呼吸再開

 

(苦しくなった時に目を覚ましたり、トイレに起きる事もある)

 

4.体内の酸素が満たされ眠りにつくも、またいびき再開

 

このような流れがあるようです。

 

 

これを父の睡眠時に置き換えて考えてみたのですが、

1.最初は寝息というより鼻息?から始まり、早い段階でガーッ!ゴゴゴーッ!といびきが始まる

 

2.しばらく騒音レベルのいびきが続いた後、急に静かになり、鼻息も聞こえなくなる

(ここで家族は「息してる?大丈夫かな?」といつも心配になります。)

 

3.静かになった後、慌てたようにグゴガッ!と大きないびきが再開する、もしくは急に目を覚ます

 

4.また鼻息から始まり、騒音レベルのいびきが始まる

 

 

もう、検査しなくても完全に「睡眠時無呼吸症候群」じゃん!!と決めつけてしまった私ですが、父はまだ自分では自覚がないようで、耳鼻咽喉科の先生のすすめで簡易検査をしてみる事になりました。

 

睡眠時無呼吸症候群の「簡易検査」の流れ

1.問診

ここで寝ている時のいびきの事や、昼間に眠気を感じるかなどの質問をされ、無呼吸症候群の疑いがあれば検査する事を、すすめられます。

 

 

そもそも、寝ている時にいびきをかいている自覚がない父がなぜ、いびき外来で問診を受ける事になったのか。

 

この初診で問診を受けた時、私は付き添っていなかったのですが、祖母に聞いた話だと、もともとは耳が遠くなった祖母の付き添いで父は耳鼻咽喉科に行ったそうで。

 

その時に祖母が

「前よりも耳が聞こえなくなってきたけれども、息子(父)のいびきだけは、うるさすぎて聞こえる」

と先生に話したそうなんです。笑

 

祖母は補聴器がなければ、ほとんど聞こえない状態なので、その話を聞いた先生が

「それほど大きいいびきなのであれば、何らかの病気の可能性もあるので、息子さんの問診をしましょう!」

 

と言ってくださり、頑固な父も突然の事に拒否できないまま、問診を受けたそうです。

 

問診の結果、「簡易検査が必要」という事になったのですが、簡易検査を希望する人が多く、簡易検査器が父のもとにくるのは3週間先と案内されたとか…。

 

 

簡易検査器が届くまでの間、粘膜を強くする薬を処方されたそうなのですが、母いわく

「薬を飲んでいる間は、いびきが小さい、もしくはいびきをかいていない」

という事でした。

 

 

2.自宅で簡易検査

簡易検査器の受け取りの際、私も説明を聞こうと思い、父に付き添ったのですが、父がお借りした簡易検査器は

 

・指先、鼻、喉にあたる3ヶ所にセンサーがついており、それがチューブで測定器につながっているので、睡眠前に顔や腕にチューブを貼り付けて、寝ている間(7〜8時間)に計測するタイプ

 

・検査費用は3,000円(ただし、壊した場合は高額支払いになる)

 

・実施期間は2日間

 

というものでした。

 

この簡易検査器で、血液中の酸素や、呼吸の状態を、寝ている間に測定するようです。

 

写真があった方がわかりやすいと思い、「その簡易検査器の写真を撮らせて欲しい」と父に頼んでみたのですが、恥ずかしいから嫌だと言われました。

 

母としては、簡易検査までの期間に、父が粘膜を強くする薬を飲む事で、いびきが落ち着いてしまったので、正しい数値が2日間では測れないのではないか?という思いがあったようなのですが…

 

父は本番に強かった。

簡易検査器をつけた2日間、ガッツリいびきをかいてくれました。

 

母と2人で「これはすごい数値を叩き出すに違いない!」と、確信しました。

 

3.簡易検査器を返却し、3日後に結果発表

2日間の測定が完了し、病院に簡易検査器を返却しに行ったのですが、残念ながらこの日に結果は教えてもらえず、3日後に結果発表となりました。

 

結果、父は睡眠時間1時間あたり29回、呼吸が止まっていたらしく、

「軽症」…5〜14回
「中等症」…15〜29回
「重症」…30回以上

の基準の中で「重症寄り」だと診断され、「要 精密検査」となりました。

 

紹介状を持って、大きな病院で1日検査入院が必要との事。

 

父が通う病院の近くにも、精密検査ができる大きな病院があるのですが、先生がおっしゃるには、その病院は精密検査の費用が高く、検査をせずにそのまま治療をしない人がほとんどだと。

 

それでは、せっかくここ(いびき外来)で何らかの病気の可能性を見つけたとしても、精密検査を受けてもらえなければ、大病を見過ごしてしまう恐れがあるからと、費用があまりかからない、車で約1時間離れた大きな病院を紹介してくださいました。

 

確かに、治したいと思っても費用が高ければ、断念する人が多いのもわかります。

 

ましてや、いびきのように自分では自覚症状がないものに対しては、なおさら。

 

父も今回の結果を受けて、自分のいびきを自覚し始めましたが、まだ「精密検査までしなくても…」とか、「いびきを治せる漢方があるらしい」とか、精密検査をする事に踏み出せずにいます。

 

自宅での簡易検査で思った「ちょっと注意すべき事」

たいていの方は問題ないかもしれないのですが、自宅で簡易検査をした2日間、父にちょっとしたトラブルがありました。

 

簡易検査器は、指先・鼻・喉にセンサーをつける為に、センサーがつながっているチューブを顔や腕に貼り付ける必要があります。

 

しかもトイレに行く時も、この簡易検査器をつけたままにしなくてはいけません。

 

簡易検査器といえども、装着している姿はやはり違和感があり、頑固なくせに意外と恥ずかしがり屋な父も、「トイレに起きた時とかに、家族にすら見られるのが恥ずかしい」と言っていました。

 

そんな父に悲劇が。

 

なんと簡易検査の2日間、親戚に不幸があり、他県に住む親戚が父と一緒に葬儀に出席する為、我が家に泊まる事に。

 

家族どころか親戚にも、検査器を装着した姿を見られる恐れがあり、父はハラハラしながら眠りにつきました。

 

そして、心配していたとおり父がトイレに起きた時に、同時にトイレに起きた親戚に見られ、驚かれてへこんでいました。

 

さらに悲劇は続き、簡易検査器のチューブを顔に貼り付けて寝ている為、翌日、顔にチューブの固定跡がガッツリ残り。笑

 

肌に弾力があれば、数時間でチューブの跡も消えるのかもしれませんが、すっかり弾力を失った父の肌には、しぶとく残り、葬儀の時もしっかりチューブ跡がついていました。

 

チューブ跡が顔についていながら、真面目な顔で葬儀に出席している父の姿を、私は直視できませんでした。苦笑

 

簡易検査器をする事は、私は大賛成で、もし自分もいびきを家族に指摘されるようになったら、恥ずかしがらずに簡易検査をしよう!とすら思っています。

 

ただ、今回の父を見て「検査のタイミング」は重要だなと思いました。

 

普段、お仕事をされている方や、直近でお出かけの予定などがある場合は、休みの期間を利用したり、何も予定がない時に検査をした方が良いかもしれません。

 

もしくは、チューブ跡が残ったらマスクで隠すとか…。

 

寝ている間に検査ができる、便利な簡易検査器で起こった、父の悲劇から私は教訓を得ました。

 

いびき改善の為にやってみた対策

父の騒音レベルのいびきにも、いびき外来を受診した事によって明るい光が見え始めたところですが、20年以上も続いているこの父のいびきを、私達家族も、ただ見過ごしてきたわけではありません。

 

口で「いびきがうるさい」と伝えても、自覚のない父には理解してもらえなかったので、母と2人でいくつか「いびき対策」なるものを実施してきました。

 

その対策内容と、その時の父の反応を紹介させてください。

 

1.いびきをスマホで録音して聞かせる

もう「鼻とかのどの粘膜とか、いろいろ大丈夫?!」と心配になるレベルの父のいびきを、父に認識させる為、「いびきを録音して聞かせてやろう!」という事になり。

 

父がいびきをガーガーかいて寝ている時、母と2人でスマホのボイスメモ機能を起動して、父の枕元にスタンバイ。

 

母が録音しようと、父の口元にスマホを近づけようとした時、緊張していたらしく、スマホを父の顔に落としてしまい、父、飛び起きる。

 

「お前達!何してんだ!!」と、瞬間湯沸かし器のような性格の父(普段、おとなしいのに急に大声で怒る)に2人で怒鳴られ、失敗。

 

日を改めて、今度は私が録音係になり、成功したものの、その時に限って小さめのいびきだったり、父を納得させられるものではありませんでした。

 

しかも録音したものを父に聞かせたら、「お前達!コソコソコソコソ何やってんだ!その録音したやつ消せ!」と怒鳴られ。

 

次からは、父が寝ている所に近づくだけで、何かを察したように起きて「また何かしようとしてるのか?!」と言われるようになったので、いびきを聞かせる作戦は断念しました。

 

今、自分のいびきを自覚できたり、対策を教えてくれるアプリが無料であるので、人にいびきを録音されるのが嫌なら、そういうアプリを上手く利用して、まずは自分で認識して欲しいと思いました。

 

2.横向き姿勢をキープして寝てもらう

騒音レベルの父のいびきも、父が横向きになった時だけは静かになるので、父のいびきが始まったら、「横向いて寝て」と母と指摘するようにしました。

 

いびきを録音した時は激怒されましたが、横向きになるように指摘した時は、「お?う、うん。」と素直に聞き入れ、横向きで寝てくれました。

 

ところが。

 

仰向けが楽な姿勢のようで、すぐ仰向けに戻っていびきをかき始めるので、何回も「横向きで寝て」と声をかけるこちら側が寝不足。笑

 

一緒の部屋で寝ている母が、父に指摘する事が多いのですが、温厚な母もだんだん「ちょっと!いびき!ほんとに!横!横向きなって!」と、荒々しく指摘するようになり。笑

 

そんな時、たまたまテレビで、いびきをテーマにした番組が放送され、父も一緒に見る機会がありました。

 

その番組で取り上げられていたのが、

 

「タオルを詰めたリュックサックを背負って寝る」

 

これにプラス、気道が真っ直ぐになるように枕の高さを合わせる事で、仰向けの姿勢に戻りにくく、横向きの姿勢をキープできると。

 

この日、父の機嫌が良く、テレビを見ながら「リュックって。笑」と言っていたので、これはイケる!と思い、リュックにバスタオルを詰めて、それを背負って寝てもらいました。

 

最初はいつもより長い時間、静かに寝ていたので、実験は成功だと思ったのですが、数時間後からいつも以上に激しいいびきが。

 

しかも「うがいでもしてるの?」と思うようなリズムのいびきで、これはおかしいと思い、父の部屋に行ってみると、リュックを背負って横向きで寝ていた父がなんと…

 

仰向けになっていました。

 

ひっくり返ったカメか!とボソッとつぶやきながら、さらに近づいてみると、ご丁寧に、両手でリュックの肩ベルト?肩紐?を握りながら寝ている。

 

「これからスカイダイビングでもすんのかよ!」と父に声をかけて起こし、リュックを外して横向きに寝るように言うと、

 

「さっぱり効果ないじゃないか!何をやらせてんだ一体!」

 

とまた激怒されました。苦笑

 

タオルの詰め方が甘かったのか…

 

3.いびきをかきにくい枕に変える

いつも、江戸時代の人かと思うくらい固い枕を好んで使っている父ですが、そんな父に「快眠枕」と「抱き枕」をプレゼントしました。

 

使ってみてもらったところ、抱き枕に関してはリュックと同様、いつの間にか仰向けになっていびきをかく、というオチだったのですが、快眠枕に関してはチョット効果アリ。

 

3日くらい、いつもよりいびきをかく回数が少なくなり、音もいつもよりは静かでした。

 

 

ところが、いつの間にか江戸時代並みの固い枕に変わっており…

なぜ変えたのかと父に理由を聞くと

「寝た気がしない。」

 

いやいや十分、寝てたから!と言ったものの、もともと頑固な父なので、枕は固いのに限る!といった感じで、今までの枕に戻ってしまいました。

 

父にとっては、いびきをかいていた方が「寝た気がする」のでしょうか…

 

4.鼻呼吸をラクにする鼻腔拡張テープ・クリップ

今や100円ショップでも手に入る、口呼吸から鼻呼吸への切り替えをサポートしてくれるアイテム。

 

女性が使うことも考慮してか、鼻につけても目立ちにくい商品も多く、装着も簡単なので、ドラッグストアで父の為に購入しました。

 

「こんなのをつけて寝られるわけがない!気になって仕方ない!」と言いながらも、父はテープ式の方をつけて寝たのですが…

 

いびきをかく前の鼻息がすごい。笑

 

そしてやっぱり違和感があったのか、無意識に鼻腔拡張テープを剥がしていました。(剥がれた?)

 

商品によっては、しっかり貼り付いているものもありますが、途中で剥がれて結局、騒音レベルのいびき改善にはならず…。

 

ただ、花粉症で鼻づまりの妹には効果があったようで、父よりも妹が喜んで使っていました。

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この他にも、おふざけ程度にプラスチックのメガホンを、いびきをかいている父の口元にあててみたりしたのですが、音が増大して起きるかと思えば全く起きず。

 

ただ騒音被害が広がって終わりました。

 

妹は「もう何をやってもこのいびきは治らない」と、初めから諦めモードで、普段から耳栓をして寝るようになりました。

 

いびきの問題って、本人にとっても家族にとっても結構、深刻だと思います…。

 

いびきをかく人の特徴にあてはまらない父

一概には言えないと思いますが、いびきをかく人の特徴として

 

・首が太くて短い

・舌が大きい

・下あごが小さい

・肥満ぎみ

・ストレスや疲労が多い

・習慣的にアルコールを摂取する

 

などがあげられるようなのですが、これを聞いた時、父にあてはまるものがないような気がしました。

(これ以外にもいろいろあげられる特徴はあるのだと思いますが)

 

ただ、お酒は週に1度飲んでいるのですが、やっぱりお酒を飲んだ日は特にすごいいびきになります。

 

簡易検査をするまで、いびきをかいている自覚がなかった父は、このいびきをかく人の特徴を先生から教えてもらった時に、得意気に「俺じゃない。」と私に言いました

 

その時は

「普段、言いたい事言ってるようにしていても、本当はストレスとかあるんじゃない?」

と父をフォローしたのですが、母と面白いテレビを見て笑っていても、「そんなに面白くないんですけど。」とか、マイナス発言で楽しい雰囲気をぶち壊す父なので、むしろこちらがストレスです。笑

 

いびきをかく人の特徴にほとんど当てはまらない人でも、父のように慢性的にいびきをかく人はいるので、この特徴にとらわれず、周りの人の言葉にしっかり耳を傾けて欲しいです。

 

「いびきがうるさい」と指摘されたら恥ずかしがらずに医療機関へ

普段の「大きないびき」を他の人から指摘されたり、いびきで医療機関を受診する事を、恥ずかしいと思う方もいると思います。

 

ただ、あまり危険性がないと思われがちな大きないびきを、そのまま放置しておくと、大きな病気を見逃してしまったり、後々、命に関わる大病を招く恐れがあります。

 

もし家族や友達など、周りの人にいびきを指摘されたら、怒る気持ちよりも「教えてくれてありがとう」と感謝の気持ちを持って、耳鼻咽喉科などの医療機関に相談して欲しいです。

 

自分のいびきの音で目が覚めるという人も、「ただのいびきでしょ。」と思わずに、少し危機感を持って、医療機関を受診する事を考えてみてください。

 

父も初めは「いびき外来って…」と、いかにもな感じが恥ずかしいと言っていましたが、受診している人が意外とたくさんいた事を目の当たりにして、安心したようです。

 

ただ、やはり入院して精密検査をする事には、少し抵抗があるようで、

「いびきを治せる漢方があるらしいんだよな〜」

と自分で逃げ道を作っています。

 

でも娘としては、やはりどうして大きないびきをかいているのか、根本的な事も気になるし、命に関わるような病気にもなって欲しくないので、精密検査は受けて欲しいです。

 

余談ですが…

 

母と「とりあえず、いびきの検査が終わって、自覚してくれただけでも良かったよね!」と話していると、突然

 

「ところでさ、白目(しろめ)外来とかないのかな?」

 

と言い出し、誰が受診するのか聞いたら、私に受診して欲しいと。笑

 

私が中学生の頃から、白目もしくは半目で寝ているのを「怖い」と思っていたらしく、20年経った今になってカミングアウトしてきました。

 

さらにこの話を夫にしたところ、

「そうそう!半目だから起きてんのかと思って話しかけると、寝てる!」と。苦笑

 

お前も知ってたんかい。笑

 

周りには迷惑をかけていないつもりでしたが、もし、白目外来もしくは半目外来ができたら、恥ずかしがらずに相談してみたいと思います。

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