以前、受診した乳がん検診で「要再検査」となった私は、本日、大きな病院で再検査を受けてきました。

 

私の地域にあるこの大きな病院は、土曜日の午前中に一般外来、午後からが乳腺外来のみの受付なので、私が再検査に行った時はほとんど他の患者さんはおらず、

病院内は薄暗く、シ〜ン…と静か。

 

この薄暗さと静けさが余計に私を緊張させます。

 

2年前に初めて受診した乳がん検診で再検査になり、そこから定期的に検査をしており、今日のこの検査は4度目の検査でした。

 

以前は超音波、マンモグラフィー、触診などがあったのですが、今回はエコーのみで、やっと先生から

「このしこりは乳腺でしょう!大丈夫!次からは定期的ではなく、市で乳がん検診の案内があった時に受診で良いです!」

と言われ、ホッとしました。

 

検査が終わって結果が伝えられるまでの待ち時間、すごく不安でしたが。

 

私の他にも60代くらいの方々が数名、乳腺外来で待っていたのですが、その中のお1人が

 

「若いのに珍しいね?今日は検診?」

 

と話しかけてくださって、再検査で来た事を伝えると、そこから結果が出るまでの間、たわいもない話をして一緒に待っていてくれました。

 

しかもその方は先に終わっていたのに、私が終わるのを待っていてくれて、私が先生とお話しが終わって診察室から出ると、

「どうだった⁈」と心配そうに聞いてくれて、大丈夫だった事を伝えると「良かった〜!安心した!」と言って帰られました。

 

待っている間に、気を紛らわせてくれた事だけでも感謝なのに、まさか私の診察が終わるまで待ってくれているとは思わず、帰り道は人の優しさを改めて感じながら帰りました。

 

私は乳腺外来として大きな病院に来たのは今日で4度目ですが、

 

「若いのにどうしたの?」

 

と話しかけられたように、受診されているほとんどの人が50代・60代くらいの方々で、私と同じ世代(30代)を見かけた事がありません。

 

でも若い人達が受診したがらない気持ちもわかるんです。

 

乳がん検診は「痛い」・「恥ずかしい」など、あまり良いイメージがないんですよね。

 

私もそうでした。

 

だから33歳になるまで1度も検診を受けた事がなかったし、娘が生まれた事をきっかけに乳がん検診を受けたので、もし娘が生まれていなかったらそのまま乳がん検診を受けなかったかもしれません。

 

ただ、若い女性が乳がん検診をもっと受けやすように、検査方法も見直しされています。

 

私も乳がん検診を受け始めて2年ですが、その間にも変わっています。

 

地域によって違いはあるかもしれませんが、私の時は超音波で検査した後、産婦人科で触診もあったのですが、今、厚生労働省のがん検診部会により、触診では小さな乳がんは見つけにくく、死亡率減少にあまり意味がないのではという見直しのもと、省略化されつつあります。

 

超音波やマンモグラフィーも、以前までは男性医師が行うのが多く、私も初めは男性医師で、しかも同世代だったので嫌だな〜なんて思っていたのですが、2回目からは結果に対しての説明以外、女性の医師でした。

 

女性同士だとなんだか安心するというか、話しやすいというか。

 

マンモグラフィーも周りから「痛いよ」と聞いていたので、不安でしたが痛くありませんでした。

 

しかもその時、出産して間もなかったので、マンモグラフィーで挟まれた瞬間、母乳が出ました。笑

 

先生と2人で笑ったのですが、この時に男性の先生だったらすごく恥ずかしかったなと思いました。

 

乳がん検診は皆さんが思っているほど、痛くありません。

 

少なくとも私は「前は何をそんなに嫌がって受けなかったんだろう?」とすら振り返って感じています。

 

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2017年6月22日、小林麻央さんが乳がんでお亡くなりになりましたが、同い年で同じように小さな子供がいるだけに、本当にショックでした。

 

日本は海外に比べ、検診の受診率がとても低いと言われており、

厚生労働省によると、2014年の乳がん検診受診率は26.1%だそうです。

 

乳がんの発症率は40代後半が高くなるので、自治体でもそのくらいの年代に対しては積極的に受診するよう案内しているのですが、今は20代・30代でも発症し、現在では14人に1人が発症していると言われています。

 

多いですよね。

 

乳がんは早期発見がとても大切です。女性に多い病気だからこそ、しっかり検査しましょう!

 

検査中の恥ずかしい時間は、これから生きていく時間の中のほんの一瞬です。

 

たくさん生きていく為に、一瞬の恥ずかしさをどうか乗り越えて、検査を受けて欲しいです。

 

「検査をしたって、どうせ私は乳がんじゃないし。大丈夫大丈夫。」と思っている方も検査を受けてください。

 

大丈夫だったら大丈夫であるにこしたことはないです。その「大丈夫」を確認する為にも、ぜひ受けて欲しいです。

 

早期発見で救われる命。

 

私は身をもって乳がん検診の大切さを感じています。

 

そして、身をもって「乳がん検診は痛くない」という事もわかったので、検査が怖くて踏み込めないという方に、大丈夫だよと言ってあげたいです。

 

2018年5月17日追記

本日、自治体で行われる乳がん検診に行ってきました。

 

以前もこの検診を受けた時に、「要精密検査」だったので、今回も恐らく何かしらの異常を指摘されるだろうと、予想はしていました。

 

女性医師が超音波をあてながら、無言で何度も同じ場所をチェックしたり、モニターをズームにしながら見ていたので、「やっぱりな」と思っていたのですが…

 

「以前、大きな病院で検査した時に、本当にこれ以上は検査をしなくて良いと言われましたか?」

 

と気になる事を聞かれ。

 

「はっきり大丈夫ですと言われるまで、4回検査を受けましたが、結果的にしこりは乳腺だと言われました。」

 

と答えると、さらに

 

「それは胸に針を刺して、中の細胞を調べた上でですか?」

 

と聞かれたので、「いえ。超音波とマンモグラフィーです。」と答えると、「そうですか…」と。

 

検査は痛みもなく10分程で終わり、結果は後日、封書で届くと言われましたが、明らかに「要精密検査」の雰囲気でガッカリしました。

 

しかも今回、超音波で怪しい影があったのが、今まで何度も検査を受けてきた左側の胸ではなく、右側。

 

帰りに受付の方に、

 

「乳がん検診の受診率が毎年低い中で、去年(平成29年)は24人の方(私の住む自治体の数値)の乳がんを発見する事ができたので、これからも検診は受けてくださいね。」

 

と言われました。

 

私が住む地域の乳がん検診受診率は、平成28年度のデータしかわからないのですが、受診率約16%と、とても低いのが現状です。

 

その受診率が低い中でも、多くの乳がんが発見されていますので、早期発見・早期治療のためにも検診は受診するべきだと、改めて思い、多くの方に検診を受けて欲しいと強く思いました。

 

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