動物が大好きな小学生の姪は、猫を飼っている私の家によく遊びに来ています。

 

そんな姪から、帰り際に難しい宿題を出されました。

 

「わたしもペット飼うかもしれないから、今までどんなペットを飼った事あるのか、明日教えてね!あと、おすすめのペットも考えてて!」

 

えっ…。

 

「どんなペットを飼った事があるのか」を話す事は良いとしても、「おすすめのペット」って。

 

最終的には「自分1人では飼えない事なんだから、パパとママにちゃんと相談してね」と言うつもりなのですが、

これまで私が生活を共にしたペットとの記憶をたどっていて思った事が。

 

実は私は小学生の頃からこれまで、8種類のペットと生活を共にした経験があります。

 

もしかしたら私のこの経験が、姪だけではなく、少しくらい誰かの役に立てるかもしれないなと。

 

勝手ながら、姪からの難しい宿題に答える為にも、ここに

「今まで私が飼った事のあるペット」

「飼いやすさ」

などをまとめてみましたので、暇つぶし程度に見て頂けたら嬉しいです。

 

※飼いやすさは、本などで一般的にいわれているものではなく、「私が実際に飼ってみて感じた飼いやすさ」で表しています。

 

1.ハムスターブームの時代に飼った「モルモット」

生活を共にした期間: 4年

飼いやすさ:★★★☆☆

 

私が小学2年生の時、ハムスターがブームになり、担任の先生が「みんなでお世話するように」と、教室でハムスターを飼ってくれました。

 

そのハムスターの話を、私が家に帰ってから毎日、嬉しそうに話す姿を見て、母にも思うところがあったようで、

 

「よし!明日、学校から帰ってくるまでに、ハムスター買ってきてあげる!楽しみにしてて!」

 

と言われ、翌日、わくわくしながらダッシュで学校から家に帰ると、我が家にいたのは

 

「モルモット」。

 

 

母がハムスターとモルモットを間違えて買ってきた事で、モルモットの「モルちゃん」との生活が始まりました。

 

我が家に来たモルモットは、全身真っ白で毛が長めのモルモットだったのですが、普段は大人しくて基本、寝ていたので、それほどお世話が面倒だと感じる事もなく。

 

エサも、ホームセンターで売っているモルモット用のペレットを少しと、畑で採れたキャベツ、外に生えているタンポポの葉っぱなどを食べさせていたので、エサ代はそれほどかかりませんでした。

 

世話がそれほど面倒ではない、エサ代もそれほどかからない、となるととても飼いやすいように思えるのですが、大変だと感じる事もあり…。

 

「モルモット」を飼ってみて大変だと思った事

・成長すると体長が20〜30cmにもなるので、すぐにケージが小さくなる

体が小さな頃は、ハムスター用のケージでも良かったのですが、みるみる体が大きくなり、あっという間にハムスター用のケージでは窮屈になります。

 

モルモット用のケージというのは、その当時にはなく、ウサギ用のケージを用意する事になったのですが、値段が高くて…。

 

小学生だった私は、全額(約5,000円)を支払う事ができずに、ほとんど祖母に支払ってもらいました。

 

子供ながらに申し訳ないなと思っていたのを覚えています。

 

 

・体が大きくなると、ケージ内の掃除が大変になる

モルモットが小さい頃は、簡単に抱っこできていたので、掃除もラクだったのですが、大きくなってからは意外と力強く暴れたり、大きな声で「ピィピィピィピィ!」と甲高い声で鳴くようになり、家族の手を借りながらお世話していました。

 

足も速く、掃除中にモルモットが猛ダッシュで逃げた時があったのですが、あまりの速さにその時は、モルモットが疲れて休むまで誰も捕まえられず…。

 

 

・毎日の寒さ対策がちょっと手間

今はペット用のヒーターなど、暖を取れるものが普及していますが、当時は寒さ対策として、ケージに厚手の布をかぶせたり、ケージの中に新聞紙をちぎって入れて、対策していました。

 

結構な量の新聞紙をちぎっては、ケージ内の汚れた新聞紙と取り替えて…を毎日繰り返していたので、時々、それを面倒に感じる事があり、祖母に手伝ってもらう事もありました。

 

 

・猫に狙われやすい

冬に、モルモットを日の当たる所で日向ぼっこをさせようと、廊下にケージを置いていたのですが、外から野良猫に狙われていて、慌てて部屋の中にケージを移動した記憶があります。

 

2.彩りに癒しを感じて飼ったセキセイインコ

生活を共にした期間: 1年半

飼いやすさ:★★☆☆☆

※一般的には「初心者にも飼いやすい」と言われていますが、私は苦い思い出があり、星2つです。そのお話をさせてください。

 

 

小学生の頃から黄緑色が好きだった私が、ホームセンターのペットコーナーで一目惚れして、誕生日に買ってもらった綺麗な黄緑色のインコ。

 

鮮やかな羽の色が、見ているだけで癒され、我が家に来た時は生後1ヶ月くらいだったのですが、一緒に過ごしていくうちに、手や肩に乗ったり、「チィちゃん」と自分の名前だけではありますが、おしゃべりもできました。

 

だんだん、インコのチィちゃんもお友達が欲しいだろうな…と考えるようになり、紙粘土でインコの形を作って、絵の具で同じような黄緑色に塗って、模様もつけて、「お友達」を作ってあげました。

 

手乗り・おしゃべり、これだけでも可愛いのですが、私が紙粘土で作ったお友達を操ると、それにヨチヨチついてきて一緒に遊ぶ姿にも私はメロメロでした。

 

我が家に来てから、本当に可愛いと思って大事に育てていたのですが、一緒に過ごした時間はわずか1年半。

 

思い出すと、20年以上経った今でも涙が出そうになるのですが、インコに関しては、「飼う」難しさよりも、「買う難しさ」を感じました。

 

インコを飼って思った「買う難しさ」

・欲しいと決めてから持ち帰り用の箱に入れられるまで

実は黄緑色のチィちゃんを買った時、私の妹も黄色のインコを欲しがり、黄緑色のインコ1羽じゃ寂しいかもしれないからと、母が黄色のインコも買ってくれました。

 

インコを買った時、最低限、気をつける事などのアドバイスを店員さんに求めたのですが、

 

「飼いやすい動物なので、気をつける事は特にありません」

 

と言われて不安になり、さらにインコを持ち帰りの箱に入れる時に、つかみ取りかのように力いっぱい握っていて入れていたのが、子供心に見ていてショックでした。

 

売り場では、小さなセキセイインコが10羽くらい、体を寄せ合って一緒のカゴに入れられていたのですが、店員さんのつかもうとする手が、カゴの中に入ってきて追いかけ回され、みんなパニック。

 

私と妹が「あのインコが欲しい」と指定しなければ、こんな事にもならずに済んだのかなと、罪悪感でいっぱいでした。

 

まともなアドバイスをもらえなくて不安だったので、お小遣いでエサと、インコの飼い方の本を買って帰ったのですが…

 

家に着いてから悲しい出来事が。

 

家に着いてすぐに、カゴに2羽のインコを放し、私の黄緑色のインコはすぐに止まり木にとび乗り、お湯でふやかした粟玉も勢いよく食べていたのですが、

妹のインコは片足を傷めており、止まり木にも乗れず、フラフラしていて、妹の手のひらの上で粟玉を食べながら天国へ旅立ちました。

 

勢いよく粟玉を食べ始めたと思ったら、目をつぶって天井を見上げて、さらにフラフラしだし、えっ?!と思った瞬間、ブルブルッと震えて、そのまま亡くなりました。

 

我が家に来てから30分もせずに。

妹と2人で号泣しました。

 

黄色のインコはもともと弱かったのか、箱につめられる時に何かあったのか、もしかしたら持ち帰り用の箱からカゴに放す方法が悪かったのか。

 

今でも小さなインコを買う時は、こんな方法なのかはわかりませんが、買い方自体がトラウマになりました。

 

 

・同い年くらいのインコを店員さんに選んでもらって迎え入れる時

黄緑色のインコが我が家に来て1年が過ぎた頃、そろそろこの子にもお友達を迎えてあげたいと思うようになり。

 

以前、インコを買ったホームセンターにはなんだか行く気がせず、今度は別のペットショップに、黄緑色のインコが入ったカゴごと持って行って、

「この子と同い年くらいのインコをください」と店員さんに見せながらお願いしました。

 

選んでもらったのは水色のオスのインコ。

 

買う時の箱詰めはもうごめんだと思い、その子を入れる為に用意していたカゴにすぐ入れてもらいました。

 

ちょっと気性が荒い感じではあったものの、元気だったので良しとしたのですが、本当に黄緑色のインコと同い年くらいか?!と疑ってしまうくらい、水色インコがデカイ。

 

一緒にいた母も思わず「これ…本当に同い年くらいなんでしょうか…?」と店員さんに聞いてしまったほど。

 

私も不安で、しばらく黄緑色のインコとは別のカゴに入れて、時々お見合いさせる程度だったのですが、まぁ仲が悪い。

 

姿が見えればお互い鳴き声を上げて、羽を散らばして暴れ出す。

 

そして悲劇は起きました。

 

家族でおばあちゃんの家に泊まりに行く事になり、1日家を空けた日があったのですが、帰ってきたらカゴの中でそれぞれ、黄緑色のインコも、水色のインコも息絶えていました。

 

その状況に何がなんだかわからず、腰が抜けたようになってしまったのですが、カゴにかぶせていた布がズリ落ちていたので、お互いの姿を長時間、見ることになってストレスになってしまったのか…

 

とにかく抜け落ちた羽の散らばり方がすごくて、興奮して暴れた様子が伺えました。

 

2羽の仲が悪いのはわかっていたのだから、それぞれ目の届かない別々の場所に置いておけば良かったとか、1羽じゃ寂しいだろうと迎え入れたのが間違いだったとか、自分を責めて泣きました。

 

体の大きな水色のインコ(オス)が、黄緑色の小さなインコ(メス)に、カゴごしによく攻撃を仕掛けていたので、もう1羽を迎え入れる時は、本当に慎重になって、知識のあるお店の方から買うべきだと思いました。

 

もしくは、売られている時から一緒に過ごしているインコ同士を、初めから飼うか。

 

「セキセイインコ」を飼ってみて大変だと思った事

・インコと人が病気にならないように、毎日のカゴの掃除

私がインコを飼っていた時は、全く騒がれていなかったのですが、数年後にインコの糞をそのままにしているなど、不衛生な状態が続くと、「オウム病」に感染する可能性がある、とテレビで注意喚起された時期がありました。

 

オウム病に感染すると、風邪に似た症状が続くと言われているのですが、口移ししたり糞をそのままにしたりしなければ、感染率は低いとの事。

 

私がインコを飼っていた時、オウム病の存在は知りませんでしたが、結構マメに、カゴの掃除をしていました。

 

なぜなら、少し放置しただけでも夏は特に糞が臭ってきたり、エサ入れに小さな虫が湧く事があって、インコが病気になってしまったら可哀想だと思ったからです。

 

カゴの掃除をする際は、もう1つ予備のカゴがあると便利で、私はカゴの掃除をする時には

 

1.予備のカゴにインコを移す

 

2.掃除するカゴを外に出し、金網と底のプラスチック、止まり木を分解して、歯ブラシなどを使って水で洗う

 

3.エサ入れ、水入れも丁寧に洗う

 

4.全部、天日干しをしなごら日光消毒

 

この手順で行っていました。

 

ただ、これは毎日できる流れではなくて、週1ペースだったのですが、最低限、カゴの底に敷いていた新聞紙は毎日、取り替えました。

 

私が小学生の頃、家では新聞をとっていなかったので、カゴの底に敷く新聞紙は、おばあちゃんの家からもらってきたり、近所の家からもらったり。

 

そのおかげもあって、ありがたい事に、インコを飼っている時にかかったお金は、エサ代くらいでした。

 

エサもそれほど量を食べない上に、野草(ハコベ、ナズナ、シロツメクサ)を好んで食べてくれた事もあって、カゴ掃除以外のお世話で大変だったという記憶がありません。

 

 

これは大変だった事というよりも、「注意」なのですが…

・可愛いと思っても寝室には置かない方が良い

マメにカゴ掃除をしていても、インコと一緒の部屋で寝た時に、決まって数日後に高熱など、風邪に似た症状が現れました。

 

今思えば、もしかしたらこれが「オウム病」と言われるものだったのかもしれませんが、その時の私はそれがわからず、インコの近くで寝ると体の調子が悪くなると気づくまでに時間がかかり…。

 

私、インコ可愛さのあまり、枕元にカゴを置いて寝ていたんです。

ちょっとやりすぎですよね。

 

いくら掃除をしていたとしても、同じ部屋で寝る事、ましてや私のように枕元(呼吸器系の近く)に置いて寝るのは避けた方が良いと思います。

 

3.巨大化した「クサガメ」

生活を共にした期間: 5年半

飼いやすさ:★★★☆☆

 

隣の家に1人暮らしのおじいちゃんが住んでいて、軒下で30年くらい「クサガメ」を飼っていたのですが、そのおじいちゃんが施設に入る事になり、「カメを連れていけないからもらってくれ」と。

 

そのカメはもともと小さかったようなのですが、月日が経つにつれて巨大化し、我が家に来た時には既に、甲羅が30cmほどありました。

 

数ヶ月分のカメのエサと、大きな水槽も一緒に頂いたのですが、とにかく場所をとる為、室内では飼えず、隣のおじいちゃん同様、軒下で飼うことに。

 

あまりエサは与えなくて良い、冬眠したら放っておいて良い、水は汚れてきたと思ったら変える、夏場にカメの体が汚れたら軽く磨いてやって。

 

そんなアドバイスを隣の家のおじいちゃんからもらい、私とクサガメの「亀太郎(おじいちゃんがそう呼んでいた)」との生活が始まりました。

 

このクサガメと生活するまでは、カメに対して、噛み付かれたらどうしよう…とか、顔の模様がちょっと苦手…なんて思っていましたが、クサガメが手からエサを食べたりする姿を見ていたら、カメを可愛いと思えるようになり。

 

だんだん、大きな水槽の中といえども、窮屈そうにしているカメが可哀想に思えて、目の届く範囲で庭を自由に散歩させたり、大きなタライに入れて泳がせたりしていました。

 

おとなしい性格のカメだったので、庭を散歩させるにも水槽を掃除するにも、ゆっくり歩くか全く動かないかだったので、「やっぱりカメは足が遅いんだ」と思い込んでいた私。

 

そんな私と亀太郎の別れは、私の「思い込み」が原因で、突然おとずれる事に。

 

注意!!カメは思っている以上に足が速い!!

昔話に出てくるカメのイメージもあって、「カメは足が遅い」と思っている方も多いと思うのですが、相当速いです。

 

大きな水槽を掃除する時、小さめのプラスチックの水槽にカメを入れて、掃除をしていたのですが、たった5分、その場を離れて戻った時には、クサガメの姿はありませんでした。

 

プラスチックの水槽が倒れていたところを見ると、恐らく体を伸ばして寄りかかった際に、水槽が倒れ、そのまま脱走したのだと思います。

 

カメは足も遅いし、体の大きなクサガメだったので、それほど遠くには行けないから、その辺にいるだろうと思い、探しましたが結局は見つかりませんでした。

 

毎日探し回って、近所の人に情報を求めても有力な手がかりはなかったのですが、3ヶ月後に「もしや我が家の庭にいる大きなカメではないだろうか?」という情報が、人伝いで入ってきました。

 

知り合いに付き添ってもらいながら、情報をくれた方の家(3kmくらい離れている)に伺ったのですが、確かにいました。

 

甲羅の模様を見て確信したのですが、その家には小さな男の子がいて、すごくクサガメを気に入っていて、飼いたいと言って泣き出し、その子のお母さんからも、譲ってくれないかと相談されました。

 

私にはもともと、譲り受けた責任があるし、簡単にはあげられないと思ったのですが、男の子の泣き顔と、クサガメがお庭にある池で悠々と泳ぐ姿を見たら、ここにいた方が幸せだろうと思ってしまいました。

 

付き添ってくれたおばさんが、私にカメをくれたおじいちゃんがいる施設に電話をかけてくれて、おじいちゃんに事情を話しているうちに泣けてきたのですが、おじいちゃんはまさかの大爆笑。

 

おじいちゃんが飼っていた時も何度か早足で脱走していたとか。その早足の様子が笑えるんだと。

 

おじいちゃんの大爆笑に心救われ、クサガメの亀太郎が迷い込んだお家に後日、水槽も運び、また亀太郎は新しい場所での生活が始まりました。

 

ご注意ください。

 

カメは水に入れば泳ぎは速いし、陸に上がれば逃げ足も速いので、「ちょっと目を離しただけ」が手遅れになる事もあります。

 

爪でガラスをキィキィする音が苦手な人は注意!

私は案外、平気な方というかあまり気にならない方なのですが、ガラスを爪で引っ掻いた時の音が嫌だという人って多いですよね。

 

あの音、カメを飼うと結構、鳴ります。

 

エサを求める時や、外に出たい時に水槽のガラスの内側を爪でキィキィやってました。

 

この音が大の苦手な母はいつも、「うわーっ!この音ヤダー!」と言い、遊びに来た友達もこの音が嫌で耳をふさいでいました。

 

もしこの音が嫌な場合、プラスチックの入れ物で飼う方法もあると思うのですが、私の経験上、プラスチックを引っ掻く音も、なかなか響きます。笑

 

「クサガメ」を飼ってみて大変だと思った事

・水槽の水換え、掃除がカナリ大変

大きなカメだったからという事もあるのですが、水換えや掃除をする時は、いつも1時間くらいかかり、汗だくでした。

 

水槽の中に砂利を敷いたり、大きな石を入れて陸を作ったりしていたのですが、アレンジするとさらに掃除が大変になります。

 

夏場は特に水が臭くなりやすく、頻繁に水槽の水を変えなくてはいけないので、夏場は掃除しやすいように、水槽内に砂利を敷くのはやめました。

 

私がいつも行っていた掃除の方法として、

 

1.バケツに水道水を汲んで、1日外に置いてカルキ抜きする

 

2.カメを小さな水槽に移動させる

 

3.水槽の中の砂利や石を取り、洗って天日干しにする

 

4.水槽の中の水を捨てて、ホースから水を出しながらスポンジで水槽内を磨く

 

5.カメの甲羅も汚れていたら、スポンジで洗ってあげる

 

このような方法だったのですが、カメが脱走した時は2の段階で、私が水槽の掃除をするために、水道の蛇口をひねりに行っただけの間にいなくなりました。

 

カメの甲羅についた汚れは、ゴシゴシとブラシでこすってあげた方が綺麗になりそうなイメージなのですが、実はカメの甲羅はそんなに固くないんです。

 

水槽の中で転んだだけで、甲羅にキズがついてしまったのを見た時に、結構デリケートなんだなぁと思い、柔らかいスポンジで洗ってあげた方がいいなと思いました。

 

 

・意外と猫やカラスに狙われやすい

カメには固い甲羅があるから、多少、野良猫やカラスにイタズラされても大丈夫でしょ?と思ってしまいがちですが、そんな事はなく。

 

私の住む田舎では、小さなミドリガメをカラスに持っていかれたり、ちょっと大きなカメでも、猫やハクビシンに甲羅以外を食べられてしまったり…というお宅もありました。

 

私は水槽の上に金網を置いて、さらに大きな石を乗せて飼っていたので、クサガメがそのような被害にあった事はなかったのですが、甲羅があるから大丈夫!では決してない事を、これからカメを飼おうとしている方に知って欲しいです。

 

4.夢を抱いて飼ったシマリス

生活を共にした期間: 1年半

飼いやすさ:★☆☆☆☆

 

見た目も仕草も愛らしいシマリスが、人の手から木の実をもらって食べたり、手の上に乗っている様子をテレビで見て惹かれ、社会人になってすぐにオスとメスを1匹ずつ飼いました。

 

前にインコを大きめのカゴで飼っていたので、そのカゴに巣箱を追加して、トイレも置き、ペットショップにシマリスを買いに行く時は、そのカゴを持参して行きました。

 

もともと一緒のカゴの中で売られていた、オスとメスのシマリスをそのまま飼ったのですが、私が飼った時点では、体は小さくても結構な大人だったようで…。

 

3年くらい前に生まれたシマリスだと聞いたのですが、人間の年齢に換算すると32歳くらい。

 

もうすっかりシマリス達の性格や生活スタイルが決まっていて、憧れていた手から木の実を食べるという事も、手の上に乗せるという事も、とうてい無理な状態でした。

 

むしろ、そんな事をしようものなら攻撃してくる感じ。

 

よく、小さいうちから飼うと人に懐くとか、それぞれのリスの性格もあるという話は聞いていましたが、理想と現実はこんなにも違うものかと、ショックでした。

 

慣れるまでは極力、シマリスと距離を置いたり、話しかけたり、カゴの外から手でエサをあげてみたり、いろいろ試してみたのですが、全く懐きませんでした。

 

それどころか、カゴの掃除をしようとした時に、人差し指を思い切り噛まれ、シマリスの歯が爪を貫通して大量出血した時は、痛すぎてパニックになりました。

 

傷が深かったので、病院で治療したのですが、そこから掃除するのもエサをあげるのも怖くなってしまって、祖母に協力してもらいました。

 

シマリスを飼って1年半した頃、仕事から帰ってくると、カゴの中にシマリス2匹の姿がなく、祖母に聞いてみると「掃除しようと思ったらカゴから逃げて、裏山に走って行った」と。

 

結局、戻ってくるわけもなく、そのまま自然に帰ってしまい、お別れになりました。

 

「シマリス」を飼ってみて大変だと思った事

・相談できる動物病院が少ない

飼っている間に、シマリスが病気になったら相談できる動物病院を探しておこうと思い、問い合わせたところ、当時はほとんどの動物病院で「当院ではシマリスはちょっと…」とか、「シマリスくらい小さいと治療法がない」と言われました。

 

シマリスが病気やケガを絶対にしない!という保証はないので、何かあった時に近隣の動物病院で診てもらえるのか、事前に確認していた方が良いと思いました。

 

 

・大掃除がとにかく大変

私が飼ったシマリスは、すごく縄張り意識が強くて、なかなかカゴそのものの掃除ができなかったのですが、毎日、エサ入れや水入れを洗ってあげる事だけはしていました。

 

巣箱の中は、持ち込んだエサが悪くなりそうな時(特に夏)を見て、時々、掃除をしていたのですが、月に1度、カゴそのものを掃除する時は、シマリスを移動させるのがとにかく大変で…。

 

大きいカゴから小さいカゴにシマリスを移したくても、全く懐いていないので、手で移す事もできず…。

 

結局、私はダンボールで四角形のトンネルを作り、大きなカゴの扉と小さなカゴの扉をそのトンネルでつなぎ、おやつを置いておびき寄せる形で移動させていました。

 

ただ、移動するまでに何時間もかかっていたり、移動したと思えばまたすぐ戻ってきてしまったり、スムーズにいく事よりも、苦戦する事の方が多くありました。

 

5.臆病だけれど人懐こいキンクマハムスター

生活を共にした期間: 4年半

飼いやすさ:★★★★☆

 

よく遊んでいた友達が、キンクマハムスターを飼っていたのですが、人懐こくてモグラみたいに大きくて、ノソノソ歩く姿とまんまるの目、薄いオレンジ色の毛が可愛いくて可愛いくて。

 

その存在が当時、落ち込んでいた私にとっては最高の癒しでした。

 

ペットショップやホームセンターのペットコーナーで、ジャンガリアンハムスターやロボロフスキーを扱っている所が多いものの、当時はキンクマを扱っている所がなかなか見つからず…。

(友達が買ったお店は閉店)

 

お店を5件回って、やっとホームセンターで見つけて購入し、体がオレンジ色だったので「太陽」と名付けました。

 

最初は体が小さかったものの、どんどん大きくなり、我が家に来て3ヶ月経った頃にはもう、約20cmくらいの大きさになりました。

 

キンクマハムスターを買った時に一緒に買ったケージは、すぐに小さくなり、寝床スペースはキツキツで体を隠しきれず。

 

大きめのケージに買い換えたものの、それでも「ハムスター用」では小さかった気がします。

 

本当に温厚で、噛まれた事もなければ、掃除の時に激しく暴れる事もなく。

 

昼間は基本、ずーっと寝ていて、夜になると滑車で遊び出すのですが、ケージを買った時についてきた滑車は、カラカラと大きな音がしたので、音が静かな滑車に変えました。

 

寝る時、誰もいない部屋にケージを置いていたのですが、たまにはケージ以外の場所を散歩したいだろうな…と思い、夜にケージの扉を開け、どんな動きをするのか観察する事に。

 

ケージの扉からオドオドした様子で、申し訳なさそうに出てきたと思ったら、ノソノソと部屋の隅を歩き、またケージに戻ってご飯を食べた後、寝る。

 

これを1週間、キンクマハムスターはしっかり繰り返していて、習性なのかもしれませんが、すごく賢いなと思いました。

 

これはイケる!と思った私は、寝る前にケージの扉を開け、翌朝早く起きて、キンクマハムスターがケージで寝ているのを確認して扉を閉める。

 

というのを、家族に内緒で続けていました。(ケージの外に出して、散歩させている事がバレると怒られるので…)

 

ただ、これは電気コードや誤飲してしまうようなものが無い部屋だったから、無事にできていた事で、本来は目の届かない状態で自由に散歩させるのは危険だなと、後になって思いました。

 

注意!ハムスターは骨折しやすい

近所に住む小さな女の子も、ハムスターを飼っていたのですが、可愛いからと手のひらに乗せて家の中を散歩したり、一緒に踊ったりしていたのですが…

 

ハムスターを手のひらから落として、骨折させちゃったそうです。しかも2匹。

 

慌てて病院に連れて行ったそうなのですが、ハムスターは体が小さいので麻酔や手術をする事ができず、薬を出されてほぼ自然治癒させるしかなかったとか。

 

1匹は約2週間かけて治ってきたものの、1匹はそのまま衰弱して亡くなってしまったそうです。

 

大人であれば、ハムスターの動きをある程度、予想して対応できると思うのですが、子供がハムスターを持ち歩いたりする時は、注意して見守る必要があるかもしれません。

 

「キンクマハムスター」を飼ってみて大変だと思った事

・ハムスターを診てくれる動物病院が少ない

シマリスを飼った時と同様、当時は「体が小さいので治療法がない」と、小動物を診てくれる病院が近くにほとんどありませんでした。

 

1番近いところでも、車で片道1時間半かかる病院に行くしかない状況。

 

飼っていたハムスターが病気になる事はなかったので、動物病院のお世話になる事もなかったのですが、やはり何かあった時の為には、診てくれる病院がどの辺にあるかはチェックしていた方が、良いかもしれません。

 

 

・ハムスター用のケージ(大きめ)でも窮屈になる

ハムスター用のケージは、クルクル回る滑車があったり、トンネルがついていたりと、遊び心が満載で見た目も可愛いのですが、大きく成長するキンクマハムスターには狭い…。

 

私は最初、2,000円ちょっとの小さなケージで買い始め、すぐに二階建ての大きめのケージに買い替える事になったのですが、約5,000円しました。

 

またすぐに、大きめのケージでも狭くなり、1階から2階に続くU字のトンネルに体が挟まっていたり、付属の寝床もキツキツで、木くずを入れても体が隠れなかったり。

 

トンネルに体が挟まったままになっていないかな?

寝ている時に、木くずはちゃんと体を覆っているかな(特に冬場)?

といつも気にしていました。

 

 

・夜行性なので夜に物音が続く

昼間は「生きてるよね?」と、マジマジ見てしまうくらい、長時間ぐっすり寝ているのですが、人が寝静まった頃、行動を開始します。

 

私はそれほど音が気にならなかったのですが、家族は夜に、カラカラと滑車で遊んでいる音や、エサを食べる音、ガサゴソと寝床を直している音などが気になって仕方なかったそうです。

 

滑車をうるさくないものに変えたのですが、それでも激しく回る為、ある程度は音がします。

 

夜行性なのは、もともとの習性なのでシーン…としている所に、物音が響くのが苦手な場合は、部屋を別にするなどの対策が必要かもしれません。

 

 

・擬似冬眠しないよう温度に気をつける

異常に寒かった冬に、巣で丸くなったままほとんど行動しなくなったり、生きてる?!と焦ってしまうほど、呼吸の回数が少なくなった時がありました。

 

でも触れば体温はあるし、時々、呼吸もしていたので生き物なら習性として、冬眠してもおかしくはないと、寝床に木くずを足してあげるぐらいしかしませんでした。

 

でも人に飼われるハムスターに冬眠は必要なく、むしろ冬眠してしまう事によって、エネルギーの消費を最低限に制限したまま、永眠してしまう事もあるんです。

 

ハムスターの身に起こっている危機を見過ごし、死なせてしまった無知な私。

 

 

様子がおかしいと思った時に、両手で温めてあげれば良かったと、今でも悔やんでいます。

 

ハムスターは低温に弱い生き物です。

 

・5℃~10℃以下の低温にならないように、ケージ内にヒーターを入れたり、部屋の温度に注意する

・急激な気温の低下にも弱いので、室温をハムスターが快適と感じる20℃~26℃に保つなどの配慮が必要

など、「温度」には十分気をつけください。

 

もし、生きているのかどうかわからない状態で、擬似冬眠の疑いがあるようなら、両手で時間をかけて温めてあげたり、高温にならない程度にヒーターや湯たんぽを使って(布にくるんだりして)、温めてあげてください。

 

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6.賢くて可愛いらしいウサギ(ネザーランド)

生活を共にした期間: 6年

飼いやすさ:★★★☆☆

 

知人が生後半年のウサギをペットショップで買ったものの、家族から猛反対を受け飼えなくなった為、行き場をなくしたウサギを私が飼うことに…。

 

不安だらけでしたが、毎日がウサギのおかげで本当に楽しくて、ウサギの事を知れば知るほど愛おしくなりました。

 

ウサギは猫とか犬みたいに、ちゃんとトイレの場所を認識できるのだろうか?

懐いてくれるのだろうか?

 

いろいろと未知の世界でしたが、トイレもちゃんと覚えたし、決まった時間に布団まで起こしに来てくれたり、想像していたよりもはるかにウサギは賢い。

 

いつもケージの扉をカジカジして、外に出してくれアピールするのも可愛いくて、私はケージの扉を外して、基本、家の中に放し飼いにしていました。

 

トイレの時は扉を外したケージに自由に出入りして、トイレのみケージ内でするスタイルです。

 

放し飼いをし始めの頃、母に「ウサギはカゴの中で飼うものだ!」とすごく怒られました。

 

でも、感情表現も豊かなウサギが、エサやおやつをおねだりする時に、足の周りを低音で「ブ・ブ・ブ」と言いながら?鳴きながら?グルグル回ったり、

気分を害した時に「ンンっ!」と言いながら後ろ足で床をダン!と叩いたりしている姿を見て、可愛いと思ったようで、いつの間にか放し飼いを許してくれました。

 

本当は田舎住まいなので、自然の中を散歩させたかったのですが、野良猫が多く、危険だったので家の中限定にしていました。

 

寝る時は、暗いコタツの中で寝ていたのですが、家が道路沿いで頻繁に車が通る為、常にいろいろな音に耳を立てていたので、頭をなでてあげている時くらいしか、安眠できなかったと思います。

 

誰かが歩けば後を追いかけ、みんながテレビに夢中になると、あえてテレビの前で横になって注目を浴びようとしたり、みんなウサギの「サクラちゃん」の事が大好きでした。

 

サクラが我が家に来て6年目の秋、別れは突然だったのですが、不思議な事があり、同時に私は一生忘れないであろう、後悔もありました。

 

祖母の体調が悪く、原因がわからずに検査入院などを繰り返し、結局、脳に腫瘍がある事がわかり、手術を控えたまま長期入院する事になったんです。

 

ところが、いざ手術間近になると脳の腫瘍が消えている事がわかり、医師も不思議だと言いながら手術をしない事になったのですが、祖母の脳にあった腫瘍が消える時、突然、ウサギのサクラの顎の部分に大きな腫瘍ができました。

 

動物病院で治療してもらったものの、原因も病名もわからず、何度も病院に足を運びましたが、みるみる症状は悪化し、最終的にはご飯も食べず、トイレにも行けず、歩けなくなって、家族に看取られながら天国に行ってしまいました。

 

祖母は「自分の身代わりにさせてしまった。可哀想な事をした。」と泣き、母は「楽しい思い出ありがとう。」と泣き。

 

私は「ごめんなさい」と「ありがとう」を繰り返して泣きました。

 

私の腕の中で亡くなった事もあって、数年間は思い出しては泣いて、

病院に連れて行かない方が良かったのか?

選択する病院を間違えたのか?

もっとしてあげられる事があったかもしれない。

としばらく悔やみ、10年以上経った今でも答えはわかりません。

 

ウサギを飼っていた友人に、ウサギを飼う事に対して相談した時、「ウサギは懐かない」「意外と狂暴」「しつけとか無理だよ」と言われましたが、そんな事はありませんでした。

 

ウサギがまだ幼い頃から飼った事、そのウサギのもともとの性格などもあると思うのですが、人の表情を伺って、ちゃんと人に寄り添って共に生きてくれました。

 

すごく愛らしくて賢い動物だと思います。

 

「ウサギ(ネザーランド)」を飼ってみて大変だと思った事

・携帯の充電器などコードを噛みちぎる

携帯の充電器は何本、噛みちぎられたかわかりません。本当に一瞬です。

 

コタツやヒーター、ドライヤーなどのコードも、ちぎらないまでも噛まれ、感電したら大変だと思い、全てのコードにガードをつけていました。

 

電化製品が壊れるのも大変ですが、コードを噛みちぎる事で、ウサギが感電してしまう恐れもあり危険なので、

大きめのケージを用意して外に出さない、もしくは出ても良い範囲を安全な範囲で囲んで、その中で遊ばせるようにした方が良いかもしれません。

 

私のように、室内で放し飼いをする場合は、コードの多い部屋に入れない、噛まれても大丈夫なように、コードにガードをつけるなどの対策を施す必要があるかもしれません。

 

 

 

・外での散歩は危険がいっぱい

田舎住まいで自然いっぱいなので、草も食べ放題だし空気は美味しいし、ウサギも散歩を喜んでしてくれるだろうと、気合いを入れて散歩用のハーネスを買いました。

 

近所に、天気の良い日にウサギを散歩させているおじいちゃんがいて、その光景に癒されながら、羨ましく思っていたのですが、ある時からウサギの姿が見えず。

 

「おじいちゃん。ウサちゃんは?」

と聞くと、散歩中に野良猫にツメを立てられてショック死してしまったと。

 

過去に、ウサギを庭に放して遊ばせていた時に、鷹に連れ去られそうになった事もあったそうです。

 

車・野良猫・野生動物…外の散歩にはリスクが多いから、家の中だけにした方がいいと言われ、結局、散歩用ハーネスを使う事はありませんでした。

 

ウサギを外で散歩させる時は、細心の注意を払って、ウサギ用のキャリーバッグなどを使って散歩すると良いかもしれません。

 

 

 

・大きい音が大きなストレスになる

ウサギを観察していると、ちょっとの物音にも聞き耳をたてて警戒していて、気が休まる時がないんじゃないかと、いつも思っていました。

 

家が田舎といえども交通量の多い道路沿いで、車やバイクの音が人間でもうるさいと感じるほどだったので、ウサギにとってはかなりのストレスだったと思います。

 

友人が飼っていたウサギは、雷が近所に落ちた時の音にビックリして、ショック死してしまったそうです。

 

大きな耳で聞こえる音は、想像以上に小さな体のウサギにとって負担になると思うので、できるだけ静かな環境で飼ってあげて欲しいです。

 

 

 

・爪切りが難しい

ウサギ用の爪切りがあるものの…爪切りを嫌がりなかなか切らせてくれず。

 

特に後ろ足の爪切りは嫌がり、暴れてダッシュで逃げられました。

 

切れないし仕方ないかと、後ろ足の爪は伸ばしたままの時があったのですが、ウサギが階段を上り下りしている時に、爪を引っ掛けたようで、出血しました。

 

自分でペロペロして治していたのですが、その姿が可哀想で、爪切りは大事なんだと認識し、2人がかりで爪切りをするようにしました。

 

1人が膝に乗せて頭をなでながら、目を隠しつつ、優しい言葉をかけてなで続け、その間にもう1人が爪を切る。

 

というのを、1日目は前足、2日目は左後ろ足…というように、1回の爪切りに時間をとらず、数日かけながら行いました。

 

これを習得するまで、ウサギの後ろ足で蹴られて、私の手が傷だらけになり、爪切りはとても大変な作業でした。

 

7.小さい体で勇敢なまめ柴犬

生活を共にした期間: 3年半(実際に生きたのは13年)

飼いやすさ:★★☆☆☆

 

飼っていたウサギを亡くし、動物は2度と飼わないと思ったほど、ショックを受けていた私ですが、夫が学生の頃から「まめ柴犬」を飼っていたので、私も一緒に育てる事になりました。

 

まめ柴は、小さい体と愛らしい顔をしていても、犬種はあくまで古くから狩猟犬として活躍してきたとされる「柴犬」。

 

その子によって性格は違うので、一概には言えないかもしれませんが、まめ柴は体が小さい分、警戒心がとても強い。

 

出会った頃、まめ柴の「ラブちゃん」は10歳(人の年齢では56歳くらい)だったのですが、ザ・番犬といった感じで、人を見れば誰に対しても吠えて立ち向かってくる子で、夫と義父にしか懐いていませんでした。

 

当時まだ幼かった甥は、吠えてキバをむくまめ柴を怖がり、そこから今現在も犬恐怖症になってしまった程。

 

私も初めはすごく吠えられて、威嚇されたのですが、幼少期の頃、祖父母の家で犬を飼っていた事から、あまり怖いとは思わず、まめ柴に合わせて姿勢を低くして、優しく何度も名前を呼びました。

 

まめ柴から信頼をおかれている夫と一緒に、エサをあげたり散歩したり、私は怖い存在じゃないよと、さりげなくアピールしてみたり。

 

犬は視力が良くない(0.3未満)けれど、聴覚と嗅覚はとても優れているという事を知っていたので、その聴覚と嗅覚を通じて「私はあなたと仲良くしたい」という思いを伝えよう作戦も実行しました。

 

それが良かったのかどうかはわかりませんが、3日目には私に対して吠えなくなり、遊びも散歩も夫がいなくても私1人でできるようになりました。

 

自分が心を開いた人以外には攻撃的で、警戒心も強いので、よく野生のハクビシンが出る私の地域で、このまめ柴を外飼いしているのはどうなんだろう?と思い、義父に相談した事があります。

 

夜に悲しそうに鳴く事もあったので…。

 

気性が荒く、番犬タイプだった事や、田舎なので「犬は外で飼うもの意識」がこの地域では根強く、義父の選択肢に室内飼いはなく。

 

まだ、家に隣接する車庫の中で飼われていただけ、良しとしなくては…と思い直したのですが、警戒心が強い犬だからこそ、できるだけ室内飼いが理想なのかなと個人的には思います。

 

まめ柴と仲良くなって、これからもっと一緒にいる時間を大切にしていきたいと思っていた矢先、2011年3月11日の東日本大震災を機に、まめ柴のラブちゃんとお別れする事になりました。

 

これまでに体験した事がない地震で、津波被害も大きく、電気もない、暖も取れない状況になり、人ばかりではなく、犬にとってもかなりの不安とストレスだったのだと思います。

 

幸い、夫の実家は高台にあるので、津波被害は免れましたが、すぐ下には津波がきており、多くの人が夫の実家に避難してきて、寝泊まりしていました。

 

もともと、夫と義父にしか懐いていなかったまめ柴のラブちゃんにとっては、一気に多くの人と生活を共にするようになった事も、かなりのストレスだったと思います。

 

この震災を機に、どんどん元気がなくなっていったのですが、震災直後は動物病院もあいていない、道路はヒビ割れ、津波で流れてきたものによって遮断され。

 

弱っていくまめ柴を毛布で温めたり、手でお水を飲ませる事くらいしかできませんでした。

 

夫と私が看取る形で、まめ柴は天国に行ってしまいましたが、看取れる事は幸せだという人もいるし、私もそう考える事はあるけれど、看取る事に慣れはなく辛い。

 

ペットを飼う時に、自分なりに最後まで連れ添う覚悟で一緒にいたとしても、いざペットの死を看取った時は、辛すぎて幸せな事だなんて思えない。

 

 

まめ柴は、ご主人様以外には攻撃的なところもありますが、時間をかけて、声のトーンを上げて優しく話しかけたりする事で、心を開いてくれると思います。

 

そして何より、人の表情をよく見ていて、笑顔で接する事が多ければ多いほど、歩み寄ってくれる気がしました。

 

「まめ柴」を飼ってみて大変だと思った事

・とにかく警戒心が強く、吠える

私も初めてまめ柴と会った時に、すごく吠えられたのですが、ご主人様や信頼している人以外には、とにかく吠えます。

 

義母は漫画のように、吠えられた上にお尻を噛まれた事があるそうです。

 

以前、近所のおじいちゃんが保健所にいる犬を引き取る為に、私も付き添って、保健所の方とお話しする機会があったのですが、保護された犬、持ち込まれた犬の中にまめ柴もいました。

 

そのまめ柴は、見た目が小さく顔も可愛らしいのですが、ずっと吠えていて、そのギャップに飼い主さんが耐えきれなくなって、手離してしまったそうです。

 

確かにまめ柴は、黙っていたらぬいぐるみみたいですごく可愛いのですが、吠える時は大型犬に負けないくらいの勢いです。

 

まめ柴にも性格は様々あると思いますが、飼う時は少々、気が強いという事も頭に入れておく必要があるかもしれません。

 

 

 

・狂犬病の予防接種に連れて行くのが大変

犬には1年に1度、狂犬病の予防接種を行う事が義務付けられています。

 

私の住む地域では、集合接種で注射料が約3,000円なのですが、集合接種の会場に連れていくまでが、とにかく大変でした。

 

まめ柴は体が小さくてもパワーがあり、警戒心もとても強いので、車に乗せるまでも乗せてからも、会場に着いてからも暴れて吠えまくって…。

 

予防接種には夫と私、もしくは義父と義母の2人がかりで、会場に連れて行っていたのですが、帰ってくるとドッと疲れて、「また来年もこれか…」なんて思ってしまいました。

 

あまりに暴れる時は、集合接種できずに、後日、動物病院に行って注射をお願いしていたのですが、集合接種よりも1,000円近く注射料が高かったです。

 

集合接種にしても、動物病院で接種にしても、警戒心が強い犬を連れて行くのは大変です…。

 

 

 

・毎日の散歩は人通りの少ない所…

元気で活動量のある犬なので、走って力強く引っ張られたりすると力負けしそうになりますが、私は一緒に散歩する事自体は大変だと感じた事はなく、ダイエット感覚でむしろ積極的に散歩をしたいくらいでした。

 

ただ、人を見ると吠えるので、散歩コースはほぼ人通りのない山道のような所。

 

蚊に刺されたり、枝に引っかかる事もある為、夏でも帽子と長袖・長ズボンで散歩していました。

 

人通りのある道で、ラフな格好で犬を散歩している人の姿を見ると、ちょっと羨ましく思ったり。自分の姿と比較して、自分の格好に笑えてきたり。

 

犬は賢くて、散歩の時間になると吠えて合図をしてきます。そのくらい散歩が好きで、ストレス発散できる瞬間なのだと思います。

 

山道といえども、まだ犬にとって散歩できる場所があるので、良かったなと思う反面、散歩できる場所がない場合は、犬のストレス発散法として、何かしらの対策を考えてあげなければいけないと思いました。

 

 

 

・犬の好き嫌いが家族で別れる時

犬に限らずですが、家族もしくは近しい仲で、好き嫌いが別れると、日常生活にも支障がでます。

 

幸い、夫の実家同様、私も犬は好きなので揉め事などは起こりませんでしたが、義姉と甥が犬嫌い。

 

しかも義姉夫婦は別に住んでいながらも、ほぼ毎日、夫の実家に甥を預けて仕事&遊びに行っていたので、実家に出入りする事が多々ありました。

 

義姉は実家に犬がいる事をとても嫌がっていて、義兄を通して

「庭に毛は舞うし、吠えてうるさいし、小さな子供の健康上にも、生活環境としても犬は悪影響だからなんとかしてくれ」

と、義母に言いました。

 

結果、義父・義母・私の夫、激怒。

 

もともと先に住んでいたのは犬の方だし、しかも外飼いなので、預かる甥に触れる事もないし、甥が赤ちゃんの時から、朝から晩まで実家に預けて面倒見てもらってきて、それはないんじゃないかな…と正直、私も思いました。

 

いつまでも実家側が、犬をどうにかしようとしないのが気に入らないようで、実家との縁を切ると言い切った義姉に対して、義父は「勝手にしろ!」と。

 

ただし、甥に罪はないからと、甥とはこれまで通りの関係ですが、義姉と実家との心の距離は遠くなり、ほぼ会話なし。

 

犬が原因ではなくても、義姉と実家が疎遠になる要素はあったとは思うのですが、家族の中・近しい人の中で好き嫌いが別れると、こんなにも大変なんだなと感じました。

 

 

・当たり前ですが育てるのにお金がかかる

小動物の時は、そんなにエサの消費量もなければ、予防接種のようなものもなかったので、それほどお金はかかりませんでしたが、やはり犬となると、エサの消費量も多く、予防接種も義務なので、お金がかかります。

 

命あるものなので、エサ代がかかるのは仕方のない事なので、苦にはしていませんでしたが、実は夫の実家で飼っていたまめ柴は、もともと、近所に住むギャンブル好きの夫婦が育てられなくなり、譲り受けた犬なんです。

 

元の飼い主は、まめ柴は体が小さいから、そんなにエサを食べないと思っていたそうで、「自分達の生活で精一杯。犬にご飯をやっている場合じゃない。」と、満足にエサを与えなかったみたいで…。

 

日に日に痩せていくまめ柴を見て、義父が「無責任すぎる。犬の命に責任をもてる人が飼うものだ!」と、元の飼い主に怒鳴りながら引き取ってきたのだそうです。

 

夫の実家も自営業で、収入に波がある職種なので、裕福ではなかったのですが、犬といえども1つの命、それを守る為に引き取ったそうです。

 

犬は、エサ代や義務づけられた予防接種代の他にも、任意で接種する混合ワクチンの代金、寄生虫の1種であるフィラリア感染から守る為の薬の代金など、犬を守る為に必要な出費があります。

 

「犬にこんなにお金がかかると思わなかった」ではなく、「犬を飼うなら当たり前にお金はかかるんだ」と理解してくれる人に飼って欲しいなと思いました。

 

8.里親として迎えた「茶トラ猫」

生活を共にした期間: 6年(現在進行中)

飼いやすさ:★★☆☆☆

今、我が家で生活を共にしているのが、茶トラ猫の「ターボ君」。

 

もとは捨て猫だったのを、友人に頼まれ、引き取った猫なのですが、飼っていたまめ柴が亡くなってから、約1年で受け入れる事になり…。

 

傷心中&猫嫌いの夫と揉めました…。

 

初めは私も、捨て猫を引き取れる立場にないと思い、お断りをしたのですが、他に引き取り手もなく、このままでは保健所に行ってしまうとなった時、

人の手によって捨てられ、何も幸せな事を知らないまま、また人の手によって命をなくされてしまうのか、と悲しくなりました。

 

野良猫ならそんなの当たり前、偽善者、と思われるかもしれませんが、人の手で何か1つでも幸せを教えてあげたいと思うようになり、引き取る事を決めました。

 

小さい時は夜鳴きがひどくて、大変だと思った時期もありましたが、命に責任を持つと心に決めると、人は強いというか、なんとか乗り越えられたりして。

 

我が家に泊まりに来た人には、

 

「こんなに頻繁に大声で夜鳴きされて、睡眠時間もほぼなくて、よく普通でいられるね?!赤ちゃんよりヒドイじゃん!」

 

と言われたりしましたが、おかげさまで自分に赤ちゃんが生まれた時、猫の夜鳴きに慣れていたので、赤ちゃんが泣くのもミルクをあげるのも、全く苦ではありませんでした。

 

今でも飼い猫に、免疫をつけてくれて、鍛えてくれて、ありがとうと感謝したいくらいです。

 

人間の年齢で数えれば、現在、約50歳の飼い猫「ターボ」ですが、まだまだ元気でいてくれています。

 

それでも、いずれはお別れする時が来てしまう事はわかっています。

 

以前、動物病院の先生に

「この子は生まれつき腎臓機能があまり良くない」

と言われているので、エサに気をつけながらも、いつも猫の体調が気になります。

 

今は毎日、いざお別れすることになった時に、もっとこんな事をしてあげれば良かったとか、後悔しないで「今までありがとう」と見送ってあげられるように、自分なりに考えて生活しているつもりです。

 

自己満足かもしれませんが、飼い猫がブラッシングが大好きなので、欠かさず行ったり、大好きなオモチャで気の済むまで遊んであげたり。

 

大した事はしてあげていないのですが、「幸せ」と思ってもらえないまでも、

「まぁここは居心地がいい」と思ってもらえていたら、嬉しいなぁ。

 

 

猫は自由奔放なイメージを持たれやすく、確かに気まぐれなところもありますが、忠誠心もちゃんと持ち合わせています。

 

私が外から帰ってくると、それまで寝ていようがご飯を食べていようが、必ず玄関まで迎えに来てくれます。

 

これを5年以上、毎回、忘れずに実行してくれています。

 

気まぐれな部分がありつつも、忠誠心もしっかり持ち合わせていて、相手は動物といえども私は猫を尊敬しているし、猫の魅力でもあると思っています。

 

もしよろしければ、「捨て猫の里親になった日から5年が経ちました。」もあわせてご覧ください。

 

「茶トラ猫」を飼っていて大変だと思った事

・夜行性の猫ならではの激しい夜鳴き

基本、猫は夜行性で夜に活動したがるのに対して、人間は夜に寝てしまうので、猫は「遊びたい」「暗くて怖い」「寂しい」「お腹すいた」などの表現を、夜鳴きで表します。

 

この猫の夜鳴きが、声も大きくてしばらく鳴き続けるので、人間は睡眠がとれずに、ひどい方だとノイローゼ気味になる方もいるそうです。

 

私が引き取った子猫も、我が家に来てから3年程、夜鳴きがひどく、睡眠時間が2〜3時間しかとれずに、寝不足が続いた事がありました。

 

しかも体が大きくなる程、鳴き声のボリュームもすごい。

 

時々、イライラしてしまいそうになったのですが、このうるさい夜鳴きも、ちゃんと意味があっての事なんだなと思うと、むやみに怒ったりはできませんでした。

 

生まれてすぐに外に捨てられて、自分でミルクが飲めるくらいの状態まで、動物病院で預かってもらい、生後約1ヶ月半の時に我が家に来た茶トラ猫。

 

人間の年で1〜2歳。まだまだ子供です。

 

兄弟猫と離され(5匹捨てられた内の1匹を引き取ったので)、住む環境が変わり、不安や寂しさ、恐怖、兄弟猫達のところへ行きたい、いろいろな気持ちがあったと思います。

 

それを考えたら、むしろ可哀想だなと思い、子猫に対して人間の赤ちゃんと同じように、夜中でも抱っこしてあげたりエサをあげたり、遊んであげたりしました。

 

可哀想だとはいえ、さすがにこれがずーっと続くのは正直キツイな…と思い、友人に相談したところ、「夜鳴きは無視が1番!人間は夜に寝るんだと教えるの!」と。

 

友人のアドバイス通り、布団にもぐって夜鳴きを無視してみたものの、罪悪感。

 

まるっきり無視もなぁと思いながら、鳴くたびに「一緒に寝るよ!おいで!」とか「朝早く起きて遊ぼう!」「今は寝る時間!」と布団から顔を出しながら声がけしました。

 

これを1週間続けた頃、夜型の猫が人間の生活にあわせてくれるようになり、私が寝る頃に一緒に寝て、夜中にちょっと遊んで朝までしばらく寝る、というスタイルに変わりました。

 

もっと早くやれば良かった。苦笑

 

3年間の大変だった事が、1週間で解決しちゃいました。

 

猫って賢くて優しい生き物だなぁと、この時に改めて思いました。

 

 

普段の鳴き声であれば、あまり近所にご迷惑をかける事も少ないと思うのですが、夜鳴きはなかなかのボリュームで、しかも頻繁に続きます。

 

私の場合はある程度の無視で、意外にも夜鳴き解決したのですが、動物OKのアパートで飼う場合にも、お隣さんや上下階に住む方に、

「飼い猫の鳴き声等でご迷惑をおかけする事もあると思いますが…」と、一言お伝えできたら良いのかもしれません。

 

 

・家の中が汚れたりキズだらけになる

トイレを覚えた猫でも、ちょっとトイレが汚れていたり、場所が気に入らなかったり、ストレスを感じたりすると、トイレ以外の場所でオシッコをしてしまいます。

 

我が家はクローゼットの中に、何回かオシッコをされて、シミだらけです。

 

お気に入りの服にオシッコをかけられた事もあります。

 

でも、夜鳴き同様に、この行為にもちゃんと意味があるのだと思うと、私は怒る事ができず。

 

なんでここにオシッコしちゃったんだ?と考えると、答えが見えてくるというか、我が家の場合は

 

・トイレが汚れていた

・トイレの砂がいつもと違う種類

・トイレの場所を変えてしまった

・部屋の模様替えをした

・子供が生まれて猫中心から子供中心の生活になってしまった時

・子供が猫のトイレタイムを邪魔した時

 

この時に、クローゼットの中にオシッコをされていました。

 

猫はトイレの状態や環境、ストレスに敏感で、トイレの配置や砂が気に入らないとか、安心してトイレにいられる環境がないと、別の場所にしてしまう事が、室内飼いしてわかりました。

 

それから、新聞紙やビニール袋、ダンボール、タオルや服の上など、猫が気に入った物の上でもオシッコをする事が何度かあり、私のお気に入りの服もやられました。

 

この猫が気に入った物の上でオシッコをする時、前兆があって、その物の上に座って、後ろ足でザッザッと整えるような動きをするんです。

 

それがわかってからは、できるだけ猫が気に入るような物で、オシッコされて困るような物は、部屋に置いておかないようにしました。

 

 

猫を飼っている方で、オシッコよりも爪とぎによるキズが部屋中にできて困る、という方の話もよく聞くのですが、我が家では小さい頃から爪とぎの場所を作っていたからか、部屋のどこかで爪とぎ…という事は今までにありません。

 

爪とぎは、ホームセンターで売っているダンボール素材の爪とぎでしています。

 

でも、壁で爪とぎをしそうになった事が1度あったのですが、「ここはダメだよ」と声をかけながら、爪とぎの上に誘導しました。

 

トイレと一緒で、この爪とぎもボロボロになったままだと上手く爪とぎができず、他の場所でする可能性があるので、これは2個パックのお得買いをして、いつでも取り替えられるように準備しています。

 

我が家は、爪とぎによるキズはないのですが、フローリングに爪の着地跡はたくさんあります…。

 

冷蔵庫の上から床にジャンプして着地する時や、逆に登る時に踏ん張ってジャンプする時につく爪の跡、虫が入ってきてキャッチする時についた爪の跡などなど。

 

猫が若いうちは特に、室内で飼うにあたって「家が無傷」というわけにはいかないかもしれません…。

 

 

 

・結構な割合で食べた物を吐く

猫によって差はあると思うのですが、室内で猫を飼ってみて、猫ってこんなにも吐く生き物なの?!と驚きました。

 

我が家の猫は、エサを早食いした時、食べてすぐに走り回った後、毛玉を吐き出す時、買い物袋の持ち手の部分を食べてしまった時などに、週1・2回の割合で嘔吐します。

 

突然、口を開けて「ケッケッケポッカポッ」と音を出しながら、下から込み上げてくる何かを吐き出そうとする動きをして、気管の形?のような縦長の状態で、消化しきれていないエサを吐き出します。

 

これから猫が何かに変身するんじゃないか⁈と思うくらいの動きなので、初めて見た時は、猫がどうにかなってしまうんじゃないかと慌ててしまいました。

 

嘔吐物を片付ける事は、私は全く大変だと思わないのですが、困ったなと思ったのが、吐くのは突然で、場所を選ばない事。

 

大抵は床の上なのですが、これまで雑誌の上や、キッチンマットの上、布団の上、テレビのリモコンの上にも嘔吐された事があり、「そこに吐いたのかよ〜」というのが何度かありました。

 

小さなお子さんがいる家は、特にご注意をいただきたいのですが、嘔吐物の片付けを後回しにすると、猫が吐いた嘔吐物に興味を持った子供が、触ろうとしたり食べようとしたりする可能性があります。

 

我が娘がハイハイを覚えた頃、猫の嘔吐物に近づき、手で掴んで口に運ぼうとした事があって、慌てて止めた事がありました。

 

トイレのように、場所を決めて吐く訳ではないので、こんなところに⁈という場所に嘔吐物がある事も、結構あります。

 

 

吐くのはよくある事とはいえ、嘔吐物の内容や吐く回数、吐いた後の猫の様子には注意が必要で、吐く行為が何かしらの病気のサインである事もあります。

 

我が家の猫は以前、「胃腸炎になりかけ」で病院にお世話になった事があるのですが、気づいたきっかけは

・嘔吐物が黄色い胃液

・1日に3・4回吐く

・吐いた後なんとなく元気がない

 

このように、いつもと違う嘔吐に危機を感じて病院に連れて行きました。

 

猫が胃腸炎になりかけた時、気温差が激しい冬の時期だったのですが、この気温差や寒さは猫にとってストレスになる事があり、胃腸炎を引き起こす場合もあるそうです。

 

幸い、「胃腸炎になりかけ」の本当に初期の段階で治療をして頂いたので、入院する事などもなく、薬を処方されて3日目には完治しましたが、「いつもの嘔吐か。」と猫が出すSOSを見逃してしまわなくて良かったなと思いました。

 

 

・当たり前ですが育てるのにお金がかかる

普段のエサやオヤツ、トイレの砂、爪とぎを始め、室内で飼う場合はストレス解消の為に、おもちゃやキャットタワーなどを、猫に与えてあげた方が良い場合もあります。

 

エサも、年齢に合わせたり体質に合わせた物を与えるとなると、ちょっとの量でも数千円したり、犬より食べる量が少ないとはいえ、猫も体が大きくなればそれなりの量を食べます。

 

我が家の猫も、生まれつき腎臓機能が弱い事や、3歳になった時に尿路結石になった事もあり、エサは動物病院から推奨された2kgで3,000円ちょっとのエサを食べさせています。

 

正直、「この量でこの値段⁈」と思いましたが、尿路結石を再発させてしまうのは可哀想なので、続けざるを得ません。

 

猫はあまり水分を摂らないため、尿路結石になりやすく、特に雄猫は尿道が細く、カーブをしているので、結石が詰まりやすく、悪化した場合は手術をする事もあるそうです。

 

尿路結石って人間の病気だとばかり思っていので、猫にも多く発症すると知った時は驚いたし、周りの人に話したら「猫も尿路結石なるの⁈」と驚いていました。

 

同時に「猫が変な色のオシッコをしたんだけど、もしかして尿路結石⁈」とか、「いつもよりオシッコの時間が長いのは、もしかして…」となんとなくトイレの様子に違いを感じていながらも、そのまま様子を見ているという人もいました。

 

そもそも、私が猫を病院に連れて行ったきっかけというのが、鳴きながらオシッコをして、オシッコした後にいつもより必死になって、砂をかけてかくしていた様子に、おかしいなと思った事が始まりです。

 

病院の先生に、「オシッコをする時に痛そうに鳴くんです。」と伝え、検査をしてもらったところ、尿路結石でした。

 

ただ、まだ結石が細かく小さな段階だったので、結石を溶かす薬を飲んで、エサも尿路結石予防のものを食べるようにすれば、治ると言われ、薬を処方してもらった結果、1ヶ月半で完治しました。

 

我が家の猫は、オシッコの時に鳴いていたので気づく事ができましたが、中には重度の尿路結石になるまで、痛みを隠してしまう猫もいるようです。

 

病院によって治療費も違いますが、この時、検査料などを含めて約9,000円かかりました。

 

胃腸炎になりかけた時も、約8,000円かかりました。

 

どちらも「軽度」で済んで最低限の治療で、このくらいの金額です。

 

さらに、犬のように予防接種は義務付けられてはいませんが、猫にも感染症を予防するワクチンがあって、それを接種する場合には、種類によって約4,000円〜8,000円の接種料がかかります。

 

私のように、捨てられた猫の里親になって育てる場合、ペットショップから購入する時のように高額な出費はないにしても、長く生活を共にしていく為には、やはりあらゆる出費があります。

 

10年後・20年後も見据えて決めて欲しい

私は娘が生まれる前に、里親として子猫を引き取ったのですが、娘を授かった時に親戚から

 

「子供に何かあったらどうするの。なんで猫なんか飼ったの?10年以上、生きるんだよ?子供が生まれる前に、猫を手離した方がいいんじゃない?」

 

「◯◯さんの家では、赤ちゃんが生まれたから保健所に引き取ってもらったんだよ」

 

「◯◯さんの家でも、室内猫から完全に外猫に徹底して、家に入れないんだよ」

 

と言われ、手離す気なんて全くなかっただけに、悲しみと怒りと悔しさ、妊娠中の感情の不安定さで泣いてしまいました。

 

確かに、子供を望んでいた私が猫を引き取った事は、子供が生まれた後の生活の事を考えれば、無計画であり、無責任と捉えられるのかもしれません。

 

でも、赤ちゃんが生まれるまで生活を共にしていた猫を、生まれた途端に保健所に…なんて私は考えたくもありませんでした。

 

親戚にとっては「1匹の猫」でも、私にとっては「1つの命」。

 

 

私は1度だけ、知人の付き添いで保健所に犬を引き取り(譲渡)に行った事があります。

 

その時の犬の表情が忘れられず、もう2度と保健所には行けないと思うくらい、悲しくなりました。

 

しかもほとんどが、飼われていて捨てられたとか、逃げ出して保護されたとか、一度保健所から引き取ってまた持ち込まれたとか、人の温もりを知っている子達。

 

怯えている子、冷めた表情の子、怒っている子、いろいろな子がいる中で、

「もう一度、人を信じてもいいの?」

と語りかけているように見ている子もいました。

 

私が謝るのも、泣くのも違うとわかっていても、泣きながら謝るしかできませんでした。

 

ペットには人と同じ命があります。

 

特にペットとして人気が高い犬や猫を飼う場合は、10年・20年と長い年月、生活を共にする事になります。

 

人生がどうなるかは誰にもわからないので、10年後・20年後も見据えてといっても難しいところがあると思うのですが、そのくらいの覚悟が必要だと思っています。

 

例えば、2年後にペット禁止のアパートやマンションに引っ越す事が決まっていながらペットを飼って、2年後どうしよう…と悩んだり、仕事柄、転勤が多いのにペットを飼ってどうしよう…と悩んだり。

 

少なくとも、近い将来、ペットを手離さなければいけない可能性があるなら、飼う前に本当にそれで良いのかを、よく考えてほしいなと思います。

 

 

今回、「おすすめのペットは?」という姪の質問に答えるため、これまで生活を共にした事があるペットとの事を、思い返してみましたが、命あるものである以上、私にとっては「どれも難しい」。

 

「おすすめのペットはコレ!」と言える立場に私はいないなと…。

 

ペットショップの店員さんの話や、本では「飼いやすい」と言われている動物だって、いざ飼ってみたら大変な事がいろいろあって、理想と現実のギャップに、正直ガッカリした事もありました。

 

でも、小学生の姪がペットを飼いたいと思う気持ちもすごくわかる。

 

姪にとっては難しい話になるかもしれませんが、

 

・鳴く鳴かない、小さい大きいに関わらず、ペットが飼える環境(住まい)なのか

 

・家族はペットを飼う事をどう思っているのか

 

・家族や周りの人に協力してくれる人はいるのか

 

・毎日、食事を与えて健康管理までしてあげられるのか

 

・命あるペットの一生を見守る事ができるのか

 

これらの事について、姪の意見に耳を傾けながら、否定的な意見ばかりを押しつけないように、ペットを飼う事の楽しさと難しさを私なりに話して聞かせたいと思います。

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