
2歳の夏までにはオムツが取れそう。
トイレへの移行もスムーズにできそうだな…。
そう思っていたのに娘3歳8ヶ月、おしっこやうんちは必ず教えてくれるのに絶対にオムツじゃないとしてくれない。
甘くみていました…トイレトレーニング。
何をやっても上手くいかず、落ち込んだ日も多々ありましたが、あるグッズを試してみたところ、あっさり5日でトイレトレーニングが完了しました。
我が家のトイレトレーニング方法が、私と同じように「トイレトレーニングがうまくいかない」と悩むママのお役に立てますように。
一般的なトイレトレーニング目安はあくまでも「参考」に
トイレトレーニングを始める目安として、一般的には
・歩けるようなった
・おしっこやうんちを教えるようになった
・おしっこの間隔が長くなってきた(目安は2時間)
・気温が暖かくなる春から夏に開始すると良い
(薄着になり、脱ぎ着しやすいから)
とされており、だいたい2歳前後からトイレトレーニングが始められるようになるといわれています。ゆっくりな子でも3歳までにはオムツが外れるだろうと。
でも、この条件が揃ったからといってトイレトレーニングがすぐに成功する子ばかりじゃないんですよね。
子供1人1人、成長や考え方の違いがあるように、トイレトレーニングに適切なタイミング・できるようになるタイミングは違って当然なんですよね。
ちなみに我が娘は、一般的にトイレトレーニングに適していると言われている暖かい時期と真逆の真冬(12月)にトイレデビューし、ゆっくりな子でも3歳までには…を通り越して3歳8ヶ月にオムツを卒業しました。
私は娘のオムツ卒業時期を遅いと捉えて落ち込んでいましたが、友人との話の中で

いいなー。うちなんてもうすぐ5歳なのにまだだよ。
と言われた時、1人1人、性格があるようにオムツが外れる時期に差があって当然なのだと改めて思いました。
一般的な目安(2歳前後〜3歳頃)よりトイレデビューが遅れても、周りの子よりデビューが遅くても、結果的にトイレでできるようになれば良いと思うので、焦らずに(^-^)
(周りからのプレッシャーはあると思いますが…。私も義父には子供のオムツが外れない事で何度も怒られたので。)
試した10個のトイレトレーニングと子供の反応
娘のトイレトレーニングを1歳11ヶ月から始め、結局そこからトレーニング完了まで約2年かかりましたが、決して何もしてこなかったわけではありません。
ネットの情報や周りのママ達の体験談を聞いて、たくさんのトレーニング方法を試しました。
トイレに行く時、子供を一緒にトイレに連れて行き膝に乗せて「ここでおしっこやうんちをする」と知ってもらう
→これは嫌がる事なく受け入れてくれましたが「今おしっこ?うんち?どんなうんち?」と毎回、こちらが聞かれるようになりました。
→娘は平均よりも体が大きく、おまるの高さまでしゃがむ事が難しかったのでおまるに馴染めず。ハンドル付き便座も「なんか怖い」と言い、数回またがって終わりました。
お漏らしOK!の状態で、オムツもパンツも履かせないで過ごす
→とにかく排泄は絶対にオムツでしかしないお漏らしは嫌だという頑固者で、オムツを履かせるまでおしっこを我慢しており、こちらが根負けしてしまいました。
(オムツが無いと嘘をついた時は、「買ってくるまで我慢する」と…。)
トイレに娘の好きなキャラクターの切り抜きを貼ったり、娘専用のトイレスリッパを用意して、お部屋風にする
→興味を示してトイレには入るけれど、おしっこやうんちはしない。スリッパも結局、家の中で履かれて終わりました。
オムツではなく可愛いパンツを一緒に買いに行って履かせてみる
→「お姉さんパンツ」と呼びながら、どれが良いか娘と選び履かせましたが、やっぱりオムツを履くまでお腹パンパンにしておしっこを我慢してしまいました。
人形を使ってトイレを教える
→人形と一緒にトイレに座るものの、おしっこやうんちはせず、人形に対して子供が「ここでおしっこできる?できるね!」と熱血指導で終了しました。
トイレに関する絵本を買って読み聞かせる
→後ほどおススメのアイテムとして紹介しますが、トイレに関する本の読み聞かせは本が好きな娘には結構、効果がありました。
お風呂場でおしっこさせる
→義母のアドバイスで実行したものの、毎回お風呂場でおしっこをするのがクセになってしまいました。
トイレができたらシール&ご褒美作戦
→よほどトイレでする事が嫌なのか、シール貼りもご褒美も大好きな娘が「ご褒美いらないからトイレもしない」と…。
可愛い便座カバー(ハンドル無し)を購入
→トイレに座る回数が増えましたが、おしっこやうんちができるまでには至らず。
これらの事がほぼ全て失敗に終わり、本当に途方に暮れていました。
この状況にイライラしてしまう日もあり、子供に「どうしてトイレでできないのかな?なんでかな?」と、悲しい表情で問いかけてしまう事もありました。
トイレでできない・したくない理由を子供に聞いてみる
自分の中では、子供の様子を見ながら寄り添ってトイレトレーニングをしているつもりでした。
でも、トレーニングが上手くいかない中で、実は寄り添っているつもりでも子供の気持ちを置いて親の気持ちを押し付けているのではないか?と考えるようになり。
そこで、初心に戻る気持ちで子供を膝の上に抱きながら「トイレでできない理由」を聞いてみて、そこをサポートしていく事にしたのですが結局、娘が教えてくれたトイレで絶対にしない理由が

お水が怖いんだもん…。
トイレの水を流す事はもちろん、そもそも便器内に水がたまっている事も怖かったそうです。
水遊びやお風呂は大好きなのに、トイレに関してはデリケートな別問題だったのでしょうね。
娘と向き合って「トイレでできない理由を聞く事」をしてから、トレーニング完了まではトントン拍子で進みました。
トイレトレーニングにおすすめのグッズ「便座式おまる」
しゃがむタイプのおまるは思った以上に腰を下におろさないといけないのが嫌だ
トイレに座る事は怖くないけれどお水があるのが怖い
娘の話を聞いて思いついたのが「子供用の座るタイプのトイレでお水が出ないもの」だったのですが、これを用意するとなるとお高くなりそうだな…とビクビクしながらネットショッピングで検索。
そして見つけたのがこちら。
娘がオムツとさようならするきっかけを与えてくれた救世主「子供用トイレ イス型おまる」、お値段はamazonで送料込み3,256円(税抜2,960円)。
使用可能な年齢が、生後半年〜7歳となっているので、早いうちからトイレに慣れさせたいというママにもおススメします。
購入する前に娘に画像を見せながら

この小さいおトイレはお水でないんだって。
このおトイレだったらできそうかな?
と聞いてみたら

うん…。できるかも。
と答えたので、ダメもとで注文してみたのですが買って大正解でした。
この商品が届くまでの数日間は

わたしのおトイレまだかなー?
と楽しみにしながら心の準備をしていたようで、このイス型おまるが届いてからは今までなんだったんだと思うほど、すんなりオムツからこちらに移行できました。
狭くてちょっと大変ですが、娘のイス型おまるをトイレ内に置き(我が家は便器に対してTの字になるように置きました)、まずは一緒の空間で

ママはこっちのトイレでするから、娘ちゃんはそっちの可愛いお水が流れないおトイレでおしっこしてみよう♫
ゆっくりでいいよ!
と言い聞かせてやってみたのですが、戸惑いながらも座っておしっこができたんです。
イス型おまるがトイレ内にある、つまりトイレができたと言っても過言ではないとプラスに考え

すごいじゃん!おトイレ出来たじゃん!
と娘をベタ褒めしました。
イス型おまるでできるようになり、自信がついたのか「次は大きいトイレでもやってみる」と、このおまるからトイレへの移行もスムーズにいきました。
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うんちだけはどうしてもオムツでしたがる子供
イス型おまるを使う事で、あっさりおしっこはトイレでできるようになったものの、うんちだけはどうしてもオムツでしたがる。
トイレが当たり前にできる大人からすれば「そこの切り分けは何?」と思ってしまうのですが、私の友人の子供達もしばらくはオムツでうんちをしていたそうで、意外とあるあるだったんですね。
子供1人1人、うんちだけはトイレでしない理由があると思うのですが、我が娘は

おしっこはすぐ終わるけど、うんちはトイレに長くいなくちゃいけないから…。
という理由でトイレでうんちができなかったようなんです。
確かに、慣れないトイレにうんちが終わるまで身を預けるのは不慣れな子供にとっては不安かもしれないですね。
そこで、まずはイス型おまるでうんちをする事に慣れてもらうために、娘が好きな絵本を利用する事にしました。
恐らく使い方は合っていないと思うのですが、イス型おまるの背中側にあるパーツを開けて、娘が好きな本を入れておいて「読みながらゆっくりうんちしてね☆作戦」を実行。
本は娘が好きなものを自由に入れさせて、トイレ型おまるに座りながら読んでもらったのですが、だんだん

うんちもこのおトイレでやってみようかな…。
と言い出し、なんとかできるようになりました。
イス型おまるでおしっこやうんちができるようになってから、「トイレの水が怖い」を克服するため、おまるのトレーに水を入れておいて、普通のトイレに近いかたちにしていったのですが、意外とトイレへの移行はスムーズでした。
(水洗トイレのように、実際に水は流せませんが)
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トイレトレーニングにオススメの絵本
トイレの絵本はいろいろありますが、娘が気に入って読んでいた本、2冊を紹介します。
「おんなのこトイレ」(おとこのこトイレもあります)と「とんとんトイレ」です。
おんなのこトイレという絵本は、トイレのフタを開けたりトイレットペーパーを引いたり、ちょっとした仕掛け絵本になっています。
とんとんトイレは、扉の絵をノックするとおトイレしている動物達が出てくるという、手遊びを交えながら読み進められる楽しい絵本です。
絵本は娘と本屋さんで選んだものなのですが、おんなのこトイレの本の表紙右下にある「トイレトレーニングはこの1冊でOK!1〜5さい」に親の私が心救われました。
5歳までトレーニングに時間がかかることもある、焦らず5歳までにできるようになろう、そう思えて心にゆとりができたからです。
トイレトレーニングは親子で悩みと喜びを共有できる時間
もうすぐオムツが取れそうな雰囲気から2年以上、あらゆる手段を使ってもオムツが取れずに途方に暮れていましたが
1.「トイレでできない理由を聞く」
2.「それに対してどう解決してあげるか考える」
3.「考えた結果を子供に提案・相談してみる」
4.「子供のOKが出たら実行してみる」
解決に至るまで、子供と悩みを共有し一緒に考えました。
結果、イス型おまるがきてから5日で悩みが解決し、私ももちろん嬉しかったのですが何より娘が1番喜んでいました。
この「トイレができた」という自信がさらに娘を成長させ、1日1日でできる事も増えていき、考え方も驚くほどしっかりしてきました。
イス型おまるは、あくまでおまるなので、おしっこやうんちをした後は便座の下にあるトレーを取り出して、トイレに流したり洗ったりする手間はありますが、今まで苦悩してきた事に比べたら、このくらいは楽にできました。
もし、私と同じように子供のオムツが取れない、何をやっても上手くいかないというママがいたら、3,000円ちょっとの出費にはなるのですが「イス型おまる」がおススメです。
(これを使った事があるけれど、ダメだったという方には役に立たない情報で申し訳ないです)
私は娘が4歳を目前にしてもトイレでおしっこやうんちができない事を、どこか少し親としての不甲斐なさを感じて恥ずかしいと思い、誰にも相談できずにいました。
でも、私の妹から「娘が幼稚園に入ってすぐやっとトイレができるようになった」と報告を受けたり、友達から「もうすぐ5歳になるのにおしっこやうんちはオムツでしたがるんだよね」と相談を受けたら、子供のトイレで悩んでいるのは自分だけじゃないんだと思いました。
そして、やっぱり子供はそれぞれ性格や考え方があるからトイレができるタイミングが早いのも遅いのもあって当然なんだと。
ネットでは模範的な子供さんの情報ばかりが目について、「うちの子はなんでできないんだろう」と悲観的になりがちですが、うちの娘のようにオムツが取れるのが遅い子供もいて、それを親として不甲斐ないと感じて恥じていた私のような母親もいる事を、悩んでいるママに知って欲しいです。
このブログが、同じように悩んでいるママの気持ちに寄り添えますように。
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