元保護猫と暮らして11年。
「これってうちの猫だけ??」と飼い猫の行動に対して、ずっと疑問に思っていることがあります。
それは…
怒り方のクセが強い。というか仕返しのやり方が腹黒い。
飼い主の手や足を噛んで不快感をあらわにするというのはよく聞く話ですが、我が家の猫は
家族が寝静まったころを見計らって腹が立った人の私物に本気のおしっこをかける!
(マーキングのようなシャーッではなく、ジャジャジャーッ!の本気のやつ)
かまって欲しいのにかまってくれない
寝ているところを邪魔された
大きな音でビックリさせられた …など
とにかく不快感を与えた人物の私物に、容赦なく本気のおしっこをするという。
お気に入りのコート、普段使っているバッグ、いつも履いている靴、スキンケアグッズ、クローゼットの中の服、パジャマ、布団、枕、タオル、歯ブラシ、コップ、ぬいぐるみ、台所で使っている鍋…など
私、夫、娘、息子のあらゆる私物におしっこをされまくってきました。

余談ですが…
★猫の強烈なおしっこの臭いやシミにおすすめの洗剤★
ワイドハイターEX(衣類用漂白剤)
クリーニングに出しても取れないシミも取れるので、長年、愛用しています!
※素材によっては使用できないものもあります。
「不快感を与えた人の私物におしっこをかける」
ここまでならまだ珍しくないのかもしれませんが、なんとうちの飼い猫は、不快を通り越して怒りに変わった時は
娘(7歳)の失態は夫の責任
息子(1歳)の失態は私の責任
という連帯責任制度まで導入。
⚫︎娘の抱き方が悪い、邪魔扱い方をされて不快→夫に飛びかかり手や足を噛み、家族が寝静まった頃に夫の靴におしっこ。
⚫︎息子が大声を出す、しっぽをつかまれ不快→私に飛びかかり手や足を噛み、家族が寝静まった頃に靴や服におしっこ。

小さな子供の失態は親に責任をとってもらう!!
と言わんばかりに、子供たちに対して怒りの感情が湧いた時は、子供達に危害を加えることなく、親である私と夫に飛びかかってきたり噛みついたりします。
小さな子供は弱い立場にあり、危害を加えてはいけないと理解していて、子供達には攻撃をしないのだと思います。
しかも、娘に対して腹が立った時は夫を攻撃し、息子に腹が立った時は私を攻撃というように、切り分けまでちゃんとしている。

親バカならぬ、飼い猫バカかもしれませんが…頭良いと思いませんか?
11年間、毎日欠かさず玄関でお出迎えをしてくれたり、車のエンジン音や足音で家族を判別したりするところもスゴイと思うのですが、これは意外と猫あるあるのようで周りからもよく聞きます。
でもさすがに、不快感を与えた人の私物に本気のおしっこをかけるとか、子供に対しての怒りは子供に直接ではなく親にぶつけてくるという、連帯責任制度を導入している猫は聞いた事がありません(私は)。
↑おしっこをかけられた娘のパズル。「オレを不快にさせるなよ?」と言わんばかりの顔。
おしっこは臭いし、噛まれれば痛いし、一時は悩んだ時期もありましたが、これがあるからある程度、安心して子供達と猫が一緒に暮らせているのかもしれないと思い直しています。
とはいえ、私は過去に怒り狂った飼い猫に病院送りにされており、猫の怖さを知っているので、気を緩めずに子供達と飼い猫の間でこれからもサンドバッグ役になりながら、猫のいる暮らしを守っていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

皆さんの家の「クセ強猫ちゃん」もぜひ、メッセージ欄にてご紹介ください☆
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