妊娠36週、ついに臨月を迎えました。
私の住む宮城県は新型コロナ感染者の急激な増加に伴い、まん延防止等重点措置(2021年3月18日〜5月11日まで)がとられている為、臨月に至るまで不安でした。
もしも、妊娠中に新型コロナに感染してしまったらどうしよう…。
今は無症状でも実は感染しているかもしれない…。
そんな不安を少しでも解消する為、宮城県内の産婦人科で取り組まれているのが妊娠36週〜38週の妊婦さんを対象にしたPCR検査(無料)です。
出産前PCR検査の結果が陽性だったらどうなるのか
私の周りの妊婦さんで出産前のPCR検査を受けた方がおらず、検査費無料でもなぜ受けなかったのかを聞いてみたところ
だってコロナっぽい症状が全くないし、人混みに行かないように気をつけてるし。
そもそも咳とか熱とか怪しい症状がある人は産婦人科に来るのを控えてって言われてるから接触もないだろうし。
何より間違って陽性になったりしたらいろいろ面倒だもん!
確かに、事前に産婦人科から渡された案内書の中には
「感染していないのに結果が陽性になること(偽陽性)があります」と記載されており、さらにもし陽性になった場合は
・症状の有無にかかわらず、指示された病院への入院が必要となります。
・分娩方法等が変更(帝王切開や計画分娩等)される可能性があります。
・分娩後の一定期間、母子分離(別室での管理、赤ちゃんに触れることができない、授乳することができない)となる可能性があります。
上記のような措置がとられるようです。
このコロナ禍で、もともと家族の付き添いはもちろん、面会も立ち会い出産もできない状況はPCR検査で陰性だろうが陽性だろうが変わりはないのですが…
臨月になって突然、通い慣れた産婦人科ではない、指定されたところでの出産。
通い慣れた産婦人科は家から車で10分に対して、指定の産婦人科までは約1時間…
ただでさえ家族の面会もできない状況で、私が退院するまでの間、寂しさをこらえて帰りを待つ5歳の娘の事がとても気がかりでした。
出産前PCR検査の方法
PCR検査の方法として主に
・ 鼻咽頭ぬぐい液による検査
(鼻から綿棒を入れて、鼻の奥の粘液を採取する)
・唾液による検査
(自分で唾液を容器に採取する)
このいずれかの方法を選択して検査を実施するそうなのですが、私が通う産婦人科では「唾液による検査」を行うとの事。
※産婦人科によっては検査方法が異なる場合があります。
出産前PCR検査(唾液検査)を実際に受けてみました
偽陽性が出た場合の不安はありましたが、それ以上にまん延防止等重点措置がとられている地域に住み、自覚症状がなくても新型コロナに感染していたら…と不安だったため、検査を受ける事にしました。
検査にあたって痛みを伴ったり、それなりの費用が発生するのであれば、ためらいもあったかもしれないのですが
・唾液による検査なので痛みがない
・検査費用は無料(1回限り)
との事だったので検査をお願いしました。
検査はいつでもできる訳ではなく、私が通う産婦人科では「月曜日・水曜日・金曜日の午前中」が検査できるタイミングなので、その中から都合の良い日を選んで検査をしてもらいます。
検診予定日とPCR検査を受けられるタイミングが、私の場合はゴールデンウィーク明けてすぐだったのですが今までに見た事がないくらいの混みようで、そんな中、待合室で手渡された唾液を摂取するための容器がこちら↓
容器がそこそこ大きい事にちょっとビックリしました。
この容器に唾液をポチョンポチョンと入れて、終わったら診察室をコンコンとノックして終わりましたって声かけてくださいね!
そう言って助産師さんは慌ただしく去ってしまったのですが、助産師さんに言われた具体的なポチョンポチョンの量がわからず、でも忙しそうなので聞けず…
しかも混雑した待合室でたくさんの人に見られながら唾液検査をするのはちょっと気が引けたので、陰の方に移動してどのくらいの唾液量が必要なのかをスマホで検索し、容器に唾液を入れてお渡ししました。
(唾液は容器のメモリ1番下の線まででOKのようです。)
出産前PCR検査の結果はいつわかるのか
最近、熱が出たためにPCR検査を受けた友人から
今、検査してから40分くらいで陽性か陰性かわかるんだよ!思っていたより早く陰性だってわかってホッとした〜。
と話を聞いていたのですがやはり、内科などの病院と違って産婦人科ではすぐにというわけにもいかず
検査日の翌日または翌々日に結果がわかります。
との事でした。
どうか陰性でありますように。
自宅から近い通い慣れた産婦人科で出産ができますように。
2021年6月追記
出産前のPCR検査の結果は陰性で、無事に通い慣れた産婦人科で出産ができました!
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