今朝、楽天カードを名乗る迷惑メールが届きました。
「アカウントが盗まれた」とか「違反記録を司法当局に提出する」など、脅し文句を並べつつ、結局の狙いはアカウント情報を送信させること。
すぐに迷惑メールだとわかったものの、送信元のアドレスを確認してビックリ。
送信元、わたしのスマホで使ってるアドレスじゃん!!
「楽天カード」と名乗りながらも、そのメールは受信者(to)も送信者(from)も私のメールアドレスでした。
このように、送信元のアドレスを偽って送られてくるメールを、なりすましメールといいます。
メールアドレスは原則、重複しないような仕組みのもとに作られて、重複しないように維持管理されているので、誰かと同じメールアドレスを使う事はできません。
新しくメールアドレスを設定する時も、メールアドレスを変更する時も、希望のメールアドレスを既に誰かが使っていた場合、「エラーになって同じものには設定できなかった」という経験がある方もいると思います。
ところが、パソコンからメールを送信する場合は
⚫︎送信者の情報が簡単に変更できる
⚫︎送信者情報が正しいかどうかを確認する方法がない
この事から、送信者情報を偽ってなりすましメールを送ることができるのです。
自分のメールアドレスが「なりすましメール」として使われていた場合
自分のメールアドレスが乗っ取られて使われているなんて事はないの?
と心配になりますが、あくまで「なりすまし」であって、実際にメールアドレスが利用されて送信されているわけではありません。
そうは言っても、自分のメールアドレスが使われている以上、送信料はかかってるんでしょ?
これもやはり、自分が送信したものではなく、あくまで「なりすましメール」なので送信料も発生しません。
ただし、メールを受信した事によって受信料は発生しています。
(電話番号でやりとりするSMS以外)
受信料をこちら側が払って、迷惑メールを受け取るのは腹ただしいものがありますので、ぜひ、なりすましメールを含む迷惑メールの拒否設定をお願いします。
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