
ホタテの貝柱って普通は白だよね?オレンジ色の貝柱もあるってホント⁈
北海道で獲れるホタテの約700〜1,000個に1つか2つ、「赤玉」や「紅ホタテ」と呼ばれる、貝柱がオレンジ色をしたホタテが獲れることがあるそうです。
その希少なホタテと通常の貝柱が白いホタテを合わせて、おめでたい「紅白」の縁起物として、ネット通販などで販売されています。
この記事では
- なぜホタテの貝柱がオレンジ色になるのか?
- 【食べた感想】貝柱がオレンジ色と白い色ではどちらが美味しいのか?
についてまとめてみました。
なぜオレンジ色のホタテになるのか
北海道で獲れるホタテの約700〜1,000個のうち、1つか2つしか獲れないといわれている、貝柱がオレンジ色のホタテ「赤玉」。
貝柱がオレンジ色のホタテは、決して異常なわけでも腐っているわけでもなく、むしろ抗酸化作用があるカロチノイド色素によって色が変わっているのです。
カロチノイド色素は甲殻類の殻に含まれていますが、ホタテがエサとするプランクトンに、その甲殻類がたくさん含まれていると身が赤っぽくなります。

希少な「赤玉」と言われるホタテは、エビやカニの殻をたくさん食べていたのかもしれませんね。
つまり、貝柱がオレンジ色の「赤玉」といわれるホタテは
- エビやカニの殻などに含まれるカロチノイド色素によって色が変わったもの
- 決して異常・腐ったホタテではない
- 抗酸化作用(老化防止などに効果あり)を持つ成分が含まれている
という、白いホタテよりも少し栄養価の高いホタテなのです。
オレンジ色と白のホタテではどちらが美味しいのか

北海道の親戚からいただいた「紅白ホタテ」を食べ比べた感想をお伝えします!
率直な感想として、貝柱がオレンジ色の「赤玉」は白いホタテと比べると貝の感じが強くて美味しいです。
ホタテは貝独特の臭いが少なく、甘みがあって貝類が苦手な人も食べやすい食材ですが、オレンジ色と白いホタテを比べると少し違いがありました。
【白いホタテとの比較項目】 | オレンジ色の「赤玉」ホタテ |
歯ごたえ | 弾力が強め |
甘み | 貝感が強めの甘み |
味の濃さ | 1粒で食べるとハッキリわかるくらい濃い (薄く切って食べるとほぼ違いはわからない) |
臭み | 貝類がもつ独特の味が少し強め |
※個人の感想です。
ホタテが待つ甘みやクセがないところは、オレンジ色の赤玉も白いホタテもほぼ同じなのですが、貝類特有の味が強いのはオレンジの方でした。
そして、日本酒に合うのもオレンジの方でした。
ただ、薄く切ったりバター醤油で味をつけたりすると、オレンジ色も白もほぼ味は変わりなく美味しいホタテです。
子供は貝独特の臭みが苦手なので、白いホタテの方を好んで食べていました。
以上のことから、貝柱がオレンジ色の赤玉ホタテは
- ホタテが好きな大人
- お酒に合わせて食べたい人
- 赤貝など他の貝類も食べられる人
- 希少・レア感を味わいたい人
におススメのホタテです。
まとめ
北海道で獲れるホタテの約700〜1,000個に1つか2つ獲れる、希少な「赤玉」や「紅ホタテ」と呼ばれるホタテは
エビやカニの殻などに含まれるカロチノイド色素によって色が変わったもの
で、決して異常・腐ったホタテではありません。
オレンジ色のホタテと白いホタテの味は、ほぼ変わりがないものの、歯ごたえや貝特有の味が濃いのはオレンジの方でした。
そして、貝柱がオレンジ色の赤玉ホタテは希少なものだと知ると、白いホタテと赤玉ホタテを組みを合わせた、「紅白ホタテ」はとても縁起良く感じました。
縁起物が大好きな人には嬉しい贈り物になりそうです。
お歳暮やお中元に希少な赤玉のホタテや、紅白のホタテを贈りたい方は、こちらから注文ができます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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