干支の覚え方・意味を子供に教える時どうする?「干支って何?」と聞かれたら | kotomama 〜結ぶログ〜
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干支の覚え方・意味を子供に教える時どうする?「干支って何?」と聞かれたら

干支の覚え方

2024年はなんで辰(たつ)年?

「干支(えと)」って何?

なんでなんで?

 

いろいろな事に興味を持ち始めた子供に、干支(十二支)の覚え方や干支の意味について聞かれた時、どうやって教えたらわかりやすいのか、悩む事はありませんか?

 

我が家も娘が幼稚園の時、「なんでなんで教えて攻撃〜干支バージョン〜」を受け、悩んだ事があったのですが

⚫︎干支の順番が覚えやすい歌

⚫︎干支の意味を物語風に伝える

この2つの方法で乗り切る事ができましたので、詳しくご紹介します。

干支の順番を覚えやすい歌「十二支のうた」


干支の意味より何より、干支の順番を早く覚えたがっていた娘が幼稚園で教えてもらい、すぐに干支の順番を覚えた「十二支のうた」。

 

大人が「子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)…」と数えているのがカッコいい、クラスの誰よりも早く干支を覚えたい、そんな思いで繰り返し歌っていました。

 

リズムが良く、歌詞も無理矢理あてはめている感じではないので、覚えやすいのだと思います。

 

小学生になった今も、娘は干支を数える時に「十二支のうた」を早送りで歌いながら、「今年は4番目の卯(うさぎ)だったから来年は5番目の辰(たつ)が登場か」と、しっかり覚えていました。

干支の意味を物語風に伝えて「干支って何?」に答える

干支は子供でも親しみやすい、動物(辰は唯一、架空の生き物ですが)を使って組み合わせているので、物語風にしてセリフを入れながら伝えるとわかりやすくなります。

 

干支の起源には諸説がありますが、私は

むかしむかし、神様が動物たちに言いました。

「1月1日(元旦)の朝、私のところへ挨拶に来なさい。12番目までに挨拶に来た動物には、ご褒美として順番ごとに1年間ずつ、リーダー(王様)にしてあげる。」

王様になりたかった動物たちは、早く神様のところにゴールしてご挨拶したいと思いました。

「僕は歩くのが遅いから前の日から出発するよ。」はそう言って1番に出発したのですが、なんとその牛のしっぽには、こっそりネズミがぶら下がっていたのです。

「僕は体が小さいから歩いていくのは大変。牛さんのしっぽにつかまって神様のところまで行っちゃおーっと!」

そして、ゆっくりゆっくり頑張って歩いた牛が、もうすぐ1番で神様のところにゴールするという時、牛のしっぽにつかまっていたネズミが

「牛さんごめん先に行くね!」と言いながらピョーンと牛を追い越して、1番にゴールしてしまいました。

そのあと、もともと足の速いトラウサギがゴールして、次にヘビが一緒にゴールしようとしたのですが、ヘビは

「龍さん、お先にどうぞ」と龍を先にゴールさせてあげました。

ネズミ・牛・トラ・ウサギ・龍・蛇に続いて、が仲良くゴールしたのですが、次にきたがケンカ(犬猿の仲)していたので、

「落ち着いて!喧嘩しないで!」と猿と犬の間に入りながらゴール。

12番目まであと1匹。最後にゴールしたのはイノシシ

イノシシは足が速い動物ですが、猛スピードで走り過ぎて道を間違えてしまった(猪突猛進)ので、最後になってしまいました。

干支っていうとちょっと難しいけれど、このお話を思い出して「今年はこの動物がリーダーの年だ!」って覚えてあげてね。

と子供に伝えていました。

 

そもそも、神様は何のために12匹の動物たちで「干支」を作る必要があったのでしょうか?干支って何?

 

こちらも諸説はありますが、子供に「干支って何?」と聞かれた時

昔、カレンダーや時計、方位磁針などがなかった時に、わかりやすく動物たちの名前を使って時間や方角を表していたんだよ。

カレンダーも12月まで、壁掛けの時計も数字が12まででしょ?

私はこのように説明し、子供に理解してもらいました。

 

これでもまだ難しいのですが、例えば「午前2時を中心とする約2時間を丑の刻」と呼んでいたように、人にとって大事な生活文化の1つだったという事が伝えられたらいいなと思いました。

>>>干支についての詳細は東久留米市の「くるめの文化財」をご覧ください

 

実は、宮城県の観光スポットで有名な日本三景の1つ、松島にある国の重要文化財「五大堂」にも、方角を示すための干支が彫刻されています。

こういった文化財などからも、人と干支の結びつきを知る事ができます。

 

バスガイド時代、この五大堂の干支の彫刻について小学生にお話をする事もあり、干支についてわかりやすく伝えるためにはどう話すべきか…

考えた結果、先ほどの「干支を物語風に話す」に辿り着きました。

 

ネズミは牛のしっぽではなく背中に乗っていたなど、言い伝えや表現は様々ありますので、伝えやすい方法で言葉や表現をアレンジしながら伝えてあげてください。

 

私(ことら)
私(ことら)

絵本を見せながら教えてあげるのも良いですね!

干支に猫がいないのはなぜ?

我が家もそうですが、子供に干支の動物たちの話をすると、「なんで猫はいないの?」と聞かれる事があるのですが、その時は

猫も干支の仲間に入りたかったんだけど、ねずみが神様のところに行く日を、猫に間違えて教えちゃったんだって。

それで12番目までに入れなくて、悔しくて悔しくて、トムとジェリーみたいにネズミを見ると追いかけちゃうらしいよ。

と説明していました。*諸説あります。

干支の覚え方・意味まとめ

干支の覚え方や意味を子供に教える時は、「十二支のうた」や絵本を使ったり、古くから伝わる干支の話を物語風にアレンジして伝えると、子供は覚えやすいようです。

 

もっと踏み込んで聞かれて、これ以上は答えられないとなった時は、

私(ことら)
私(ことら)

大きくなって、干支のことでもっといろいろわかったら、今度はママに教えてね。

これでなんとかなります。

 

ただ、我が家でなんともならない干支ネタの悩みは、ヤギや羊が嫌いな娘がよりにもよって未年(ひつじどし)で、「別な干支に交換して欲しい」と言われていることです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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