生後5ヶ月の赤ちゃんがパパ見知りの時期になり、それに嫌気をさした旦那さんとの仲が上手くいかなくなったと泣く従姉妹。
赤ちゃんがパパ見知りをする事で、旦那さんが育児から離れてしまい、何もかも1人で抱えているのだとか。
ある日突然、パパが抱っこしたりミルクをあげたりすると、激しく泣きだす「パパ見知り」。
赤ちゃんの成長の過程ではよくある事だ、多くのパパママが経験する事だ、と言っても、いざその時期が来ると戸惑いますよね…。
ましてや「パパ見知り」が原因で、夫婦仲にも支障が出れば、なおさら精神的に追い込まれます。
従姉妹に、2歳を過ぎた私の娘にも「パパ見知りの時期があったのか?」と聞かれましたが、ありましたありました。
しかも何回も。
むしろ2歳を過ぎた今もです。
「パパ見知り」っていつ頃から?いつまで続くの?
パパ見知りの特徴として「突然、始まる」という点があげられると思うのですが、生まれて間もない赤ちゃんは、視力が0.01〜0.02と言われているので、ほぼ見えていない状態なんですよね。
それが成長と共に、だんだんとなんとなく形を認識できるようになったり、抱っこしてくれる人の表情がわかるようになると、「パパ見知り」をするようになる子が多いようです。
赤ちゃんによって「パパ見知り」が始まる時期も終わる時期も様々ですが、一般的には、家族と他人の顔を区別できるようになる生後5、6ヶ月頃から「人見知り」や「パパ見知り」が始まり、2歳頃には落ち着くと言われています。
我が娘は、生後5ヶ月からパパ見知りを度々くり返し、2歳4ヶ月になった今もまだパパ見知りの最中ですが、間も無く落ち着いてくれるのでしょうか。苦笑
「パパ見知り」の内容も赤ちゃんによって様々
「パパが抱っこすると激しく泣く」というのが、赤ちゃんのパパ見知り時期によく見られる事だと思うのですが、従姉妹の赤ちゃんもまさにこれで、
パパが抱っこしようとしたり、実際に抱っこした時に、火がついたように顔を真っ赤にして泣き叫ぶそうなんです。
私の娘もそうでした。
パパが私を休ませようと気遣い、抱っこを代わってくれた途端、顔を真っ赤にして泣き出し、ひどい時には激しく泣きすぎて、嗚咽したり顔に赤い湿疹が出た事もあります。
さらにパパ見知りは抱っこだけにとどまらず、パパがミルクをあげる、お風呂に入れる、オムツを替える、話しかける、これにも激しく泣きました。
(話しかけただけで赤ちゃんに泣かれるって、なかなかショックですよね。笑)
従姉妹の赤ちゃんは、パパが抱っこする時だけ泣くそうなのですが、その現状を受け入れられずに、育児から離れているそうです。
少数ながら、パパ見知りが全くないという赤ちゃんもいたので、本当に赤ちゃんによってパパ見知りのタイプは様々なんですよね。
「パパ見知り」は繰り返す事もある
だいたい数ヶ月間でパパ見知りが終わる事も多いようなのですが、やはりパパ見知りのタイプが様々あるように、一度終わったはずのパパ見知りが、1歳を迎えてまた復活するなんて事もあるんですよね。
娘がまさにそれで、かれこれ4回繰り返しています!
【我が娘のパパ見知り時期と内容】
1回目→生後5ヶ月〜7ヶ月まで
抱っこ、ミルク、一緒にお風呂、オムツ交換、離乳食を食べさせる、一緒に寝る、話す、遊ぶ、パパの行動ほぼ全部に号泣。
2回目→1歳〜1歳3ヶ月まで
抱っこ、一緒にお風呂、ご飯を食べさせる、一緒に寝る、これらに関してはママがいいと泣くが、それ以外の遊んだりする事や歯磨き、オムツ交換はパパでもOKになる。
3回目→1歳6ヶ月〜2歳まで
抱っこ、一緒にお風呂、ご飯を食べさせる、一緒に寝る、お菓子を開ける、歯磨き、これらは基本的にパパNGだが、抱っこは時々、パパでもOKになる。
4回目→2歳2ヶ月〜現在に至る
抱っこ、一緒にお風呂、ご飯を食べさせる、一緒に寝る、ジュースにストローをさす、歯磨き、これらはパパNGだが、パパに抱っこする回数が増えてきた。
現在、パパと触れ合う回数が増えてきたので、それは喜ばしい事なのですが、厄介なのが娘がジュースを飲む時に、ストローをさすのはママ限定。
パパからジュースを受け取ると、「開けて!」と私のもとに逃げるように走ってきます。
パパが優しさでストローをさしてあげたものならば、「何してくれてんだよー!」くらいの勢いで大泣きし、そのジュースは自分で飲まず、お義母さんのもとに持って行って、お義母さんに飲ませるという…。
日記をつけてもせいぜい3ヶ月しか続かない私が、娘が生まれてからの育児日記とこのブログだけは2年以上、続いているのですが、育児日記には
「また始まったパパ見知り」
「いつ終わるのかな」
など、少し思い悩んだ様子がしばらくの間、書いてあります。
ただ、1つ言える事はその時々で大変な「パパ見知り」が繰り返されていても、確実に内容はマシになってきている事。
今が1番、大変だと感じながら過去の育児日記を読み返して、思い返してみると、1番大変だったパパ見知りは、生後5ヶ月〜8ヶ月までの期間。
その後に繰り返し起きたパパ見知りに対しても、大変だと思ったり、イライラしたりした事もあったのですが、パパ見知りのピーク(生後5ヶ月〜8ヶ月)よりはマシだな、と思えるようになりました。
今はさすがに「パパの声」にまで過剰に反応して泣いたりしないので。
パパには失礼な話なのですが、パパが言葉を発するたび、鼻をかむたびに生後5ヶ月の娘が顔を真っ赤にして泣いて、その間、私とパパの会話ってジェスチャーが多かったんですね。
それを思い出すたびに笑えてくるんです。娘が泣くタイミングとか。笑
パパ「おはよう」
娘「ギャーッ!!!(泣き叫ぶ)」
みたいな。あの当時は、パパが話すたびに泣くので「俺、話さない。」とか、鼻炎のパパが鼻をかむたびに泣いたりすると「俺、鼻かまない。」とか「車で鼻かんでくる。」とかイジケていたので、夫婦仲も微妙に気まずくて笑えなかったのですが。笑
赤ちゃんって、脳の発達と共に1歳頃になると「ママ」と「他の人」をハッキリと区別できるようになるようで、1歳頃から再びパパ見知りが始まってしまう事もあるようです。
「パパ見知り」=「パパ嫌い」なわけじゃない
赤ちゃんに対して、パパが何かしてあげようとすると泣く。
まるで、パパが赤ちゃんに拒否されているかのように感じてしまいますが、私はそうではないと思っています。
声を発しただけで大泣きされた我が家のパパですが、生まれた時から現在に至るまで、本当に積極的に育児に協力してくれて、周りからも羨ましがられるようなパパなんです。
(じゃぁなんでパパ見知りされてんだって話ですよね。笑)
身の回りのものを十分すぎるくらい揃えてくれたり、生後5ヶ月までのお風呂入れも上手だったし、前抱っこをして散歩してくれたり、可愛い服やオモチャもいっぱい買ってくれたり。
健診や予防接種の時にも、時間を作って付き添ってくれました。
積極的に協力してくれたパパだからこそ、娘の「パパ見知り」に初めはショックを受けていましたが、もともと「赤ちゃんはママの方が良いのは当たり前」という考えの持ち主だったので、私達夫婦はそれほど争い事にはなりませんでした。
ただ、「ママの方が良いのは当たり前」という気持ちが「俺がやると泣くからママやって」とか、「ママじゃないとダメなんだ」とか、育児をママ任せにされてる感は時々あって。
こっちが自由きかない状態なのに、その間、夫がテレビを見ながら笑っている姿なんかを見ると、ちょっとイラっとしました。
娘にも「ねぇ、どうして何もかもママなの?たまにはパパに抱っこしてもらってよ。」と時々、語りかけてしまう事もあります。
でも、普段はママにべったりな娘が、ふとした時にパパに笑いかけたり、一緒にドライブに行きたがっているのを見ていると、パパ見知りって、パパの事が嫌いな訳ではなくて「ママ以外の人だと認識できているから起こる」のかなと思うようになり。
パパが赤ちゃんと出会う、約280日前からママと赤ちゃんはつながっていて、ママの声をお腹の中で聞いていた赤ちゃんが、ママを特別な存在だと認識するのは当然なんですよね。
生まれてからも、ママがおっぱいをあげる事で赤ちゃんとの絆がさらに深まると思うのですが、おっぱいをあげている時の距離が、まだ目がボヤボヤとしか見えていない
赤ちゃんにとって、1番ママの顔を認識できる距離なんだそうです。(約25cm)
赤ちゃんにとってママは、1番近くにある安心できる場所であり、「1番安心できる人」です。
パパが嫌いな訳ではないけれど、お腹の中にいた時に聞いていたママの声と違う、いつもぼんやり見えているママの顔と違う、そんな事から「パパ見知り」が起こるのかもしれないですね。
パパ見知りを解決する為に実践した事
子供の成長の過程で「パパ見知り」は起こり得る事だとわかっていても、実際、パパとママは悩みます。
パパからすれば「ママは好かれている側なんだからいいじゃん」と思うかもしれませんが、間に入っているママだって、どうやってパパとの仲を取り持つかとか、どうすれば解決できるのかを考えて、神経を使うんですよ。
神経を使う上に、子供がなんでもかんでも「ママ!ママ!」だと体力的にも厳しくなる時があるんです。
2歳4ヶ月の娘が、今でも少し「パパ見知り」をしているので、説得力がないかもしれませんが、私は娘のパパ見知りが始まってからずっと、解決に近づくように忘れずに行っている事が3つあります。
1.パパと話す時は明るく笑顔を意識して、できるだけ一緒に育児
赤ちゃんは、普段から1番安心できる存在であるママの声のトーンを聞き分け、表情をよく見ています。
抱っこしても赤ちゃんが泣き止まない、赤ちゃんの機嫌がなかなか直らないといった時、理由は様々ありますが、ママのイラだった声や曇った表情に、敏感に反応している場合もあるんですよね。
1番大好きなママが、パパと話す時にトーンが暗くなったり、顔を曇らせて話していたら、赤ちゃんはパパを「怖い人なのかも…」と認識してしまうかもしれないと思ったからです。
自分でも気持ち悪いなと思いながらも、「パパ〜!○○ちゃん(娘)がミルク作って欲しいんだって!」とか、「今日はパパが作った離乳食を食べたいんだって!」と明るいトーンで夫をおだてながら、育児に協力してもらいました。
「ママといつも仲良く一緒にお世話してくれる人」=「パパ」
にしたかったからです。
2.パパを特別な存在だと認識させ、「ありがとう」をしっかり伝える
ママにベッタリで抱っこ抱っこ時期の時、夫に買い物や手伝いをお願いする事があったのですが、娘を抱っこしながら「パパが今、○○ちゃんのご飯を用意してくれてるよ」とか、「パパが○○ちゃんのオムツを買ってきてくれたよ」とか、その場面を見せながら「パパが」を強調して語りかけました。
そして、「ありがとう」の言葉をいつもより多く伝えました。
誰かのために「やるのが当たり前」「やってもらって当たり前」の気持ちになると、夫婦じゃなくても関係性が上手くいかなくなってしまうので、「自分が苦手な事、出来ない事をやってもらっている」という思いで感謝の気持ちを伝えてきました。
「ありがとう」って言う方も言われる方も嬉しくなるんですよね。
パパ見知りに多少なりとも効果があったのかはわかりませんが、娘は1歳を過ぎてから、遊んでもらったりお菓子をもらったりすると「ありがとう」と言える子になりました。
特に夫に対して「ありがとう」と伝える事が多くて、その光景を見ていると気持ちがホンワカします。
3.散歩やお出かけは、できるだけパパとママ一緒に
首が座り始めた頃からパパ見知りが始まる事が多いと思うのですが、赤ちゃんを連れて散歩するにも外出するにも良い時期です。
天気の良い日は例え短い時間でも、パパとママと一緒にお散歩や外出する機会を増やしていきましょう。
娘が生後5ヶ月から激しいパパ見知りが始まり、「これから先、大丈夫かよ…。」と思った時期もあったのですが、唯一、パパ見知りをしなかったのが「散歩」です。
散歩の時だけは、パパが隣にいてもパパの声が聞こえても泣かず、パパが休みの日はパパが前抱っこをしてお散歩してくれていました。
1歳を過ぎてから再び始まったパパ見知りの際も、散歩やお出かけの時は喜んでパパと一緒にいました。
いつもと違う外の景色に興味があったり、ワクワクする気持ちが先立って、パパ見知りどころじゃなくなるのかもしれません。
これをチャンスとばかりに、お散歩や外出の時は「パパが公園に連れて行ってくれるって!」とか「パパが抱っこしてあっちに連れて行ってくれるんだってよ?」など、パパを連呼。
あとは買い物の時にパパが荷物を持ってくれたり、連れてきてくれた事を直接パパに感謝し、娘にも「パパにありがとうだね。パパと一緒で楽しかったよね。」と語りかけました。
娘が2歳になって、いろいろ話せるようになった今、お出かけした帰りに
「楽しかった!嬉しかった!喜び〜!」
と言います。笑
最後のIKKOさんのセリフみたいな「喜び〜!」は教えていないのですが、どこからかネタとして仕入れたようです。笑
2歳を過ぎて、まだ若干のパパ見知りがあるものの、時間をかけて確実に落ち着いてきているので、改善しようとこれらをやってきた事は無意味ではないのかな、と思っています。
何より娘が人に(特にパパに)「ありがとう」と伝える事ができるようになったので、それが大きな進歩だなと。
振り返って反省点…ママ(私)が「やりすぎ」だったかも
このブログを書きながら、ふと思った事があります。
娘のパパ見知りが、落ち着いてきたとはいえ長引いているのは、私の「やりすぎ」が原因の1つなのかも…と。
「やりすぎ」とは、家事を全力でやったとか、寝る間を惜しんで苦労して育児していたとか、そんな事ではなく、「ふざけ過ぎた」に近いかもしれないです。
私は昔から、ふざけたり仮装したり、歌ったり適当に振り付けをして踊ったりが大好きなので、いい歳になっても近所の子供達と遊ぶ時は全力で一緒にふざけたり遊んだりしていました。
妹の子供が小さい時も、変顔をしたり体を張った遊びをいつもしていたのですが、何回か妹に「遊びのハードルを上げないでよ!」と言われた事があるんです。
私よりもクールな感じの妹が言うには、家に帰ってから子供達に、同じようなレベルの変顔や遊びを求められて困っていると。
私の夫も時々はオモシロイのですが、基本、クールな人なので、私が娘とゲラゲラ笑いながら遊んでいるのを見て、ドン引いている時があって。
妹と同じように「俺にはそういう事はできない」って言われた事がありました。
恐らく、娘に「ママの方が面白い」とか「ママの方が楽しい遊びができる」といつの間にかインプットしてしまっていたのかなと。
もともとの性格もあるので、夫には「私と同じようにテンション高い遊びを娘としてくれ」と求めるつもりはないので、これからもこの差は埋められないかもしれないのですが、
「パパと遊ぶ事も楽しい」というのを娘に理解してもらえるように、私が努力するべきなのかもしれません。
…かといって娘が楽しんでる以上、今さら全力の遊びをやめる事もできないので、ままごとに夫も参加してもらったり(食べるフリ役)、娘が好きな歌のサビだけでも覚えてもらって、一緒に歌ってもらったり(棒読みみたいな感じですが…)しています。
最近、真面目な顔をして座っていた夫に娘が近づき、夫の顔を両手でもみくちゃにして笑いながら遊ぶようになったんです。
その間、リアクションの薄い夫は「うー…」とだけ声を発していましたが、すごく良いムードで。
最終的に、夫の気持ちが高ぶり、娘をギュッと抱っこしたのですが、その瞬間
「だめなの!ママー!ママー!」
でした♪笑
パパ見知り完全克服まで、もう少しですかね。
子供を責めず、父として母として成長できる期間だと思う(ようにする)!
できれば避けて通りたいパパ見知り期間ですが、パパ見知りは赤ちゃんが1番信頼しているママと、他の人を区別できるようになった、成長の印でもあるんですよね。
パパとしては抱っこしても泣かれて悲しいし、育児から離れたくなる。
ママとしては育児の分担が難しくなり、負担が増えたり、パパとの関係も気まずくなってしまったり…。
ダメだとわかっていても、子供に「どうしてママばっかりなの?」とか「いい加減にしてよ」なんて言いたくなる事もありますが、子供にとってはお腹の中にいる時からママと強い絆で結ばれているんだから、当たり前の事でもあるんですよね。
パパ見知りは、当たり前にある事なんだとパパもママも理解して、開き直ってしまうのも大事だと思いました。
子供がパパ見知りをする事によって、時々は試練のように感じるのですが、お互いに子供に対しての接し方とか、フォローの仕方とかを一緒に考える時間、自分を改める時間ができた事で、家族として成長できているなと思える時があります。
子供のパパ見知りで、泣いてしまうほど思いつめていた従姉妹ですが、「どうせ旦那さんに育児の手伝いを頼んでも子供が泣くから」と全ての事を自らで抱え、旦那さんの協力を得ていない(断っている)ようで…。
手伝おうとするたびに断られたら、旦那さんだって「もういいや!」ってなりますよね。
手伝おうとしてくれた時や、何かをしてもらった時に「ありがとう」という言葉も、全く伝えていないとか。
・旦那さんに、日頃の感謝とか、協力しようとしてくれている事に対して「ありがとうね」と伝えてみる事
・パパ見知りは子供の成長の証で、当たり前にある事なんだと開き直る事
・いつか「パパ見知りしていたなー。」と懐かしく思える日が来て、これから子供と共に過ごしていく時間の、ほんの一部なんだと思う事
・辛くてどうしようもない時は、周りにSOSを出す事
まずは、これらを意識する事から始めてみるのが良いのではないかと思いました。
ママの心が元気であって欲しい
最後の「SOSを出す事」というのは、パパ見知りが始まって、辛いのはパパだけではなく、パパと子供の間に入って育児をするママも辛い。
でも家族の為に頑張るしかないんだ!と無理やり言い聞かせ、辛いと思う気持ちを抑えて頑張り続けるのが大変な時もありますよね。
そんな時は、周りの人に打ち明けてみたっていいんです。
近しい人が周りにいなければ、自治体の相談窓口を利用したり、健診の時に保健師さんに相談してみるのも良いと思います。
私の住む地域では、そういった窓口を利用する方が多く見受けられ、1歳健診の時も、保健師さんに子供を見てもらいながら、悩み事を相談しているママが数人いました。
中には泣いているママもいました。
私は保健師さんに「パパ見知りについて」を相談した事があったのですが
・「子供はママ大好きだからね」
・「気づいたらいつの間にかパパ見知りが終わっていて、それからパパっ子になったりする」
という言葉を頂いて、ちょっと気持ちが楽になりました。
多くの自治体で、子育て支援の窓口を設けているはずなので、思い悩んだ時は積極的に利用した方が良いと思います。
ママの心が元気じゃないと、子供は不安でいっぱいになり、パパとの関係もギクシャクしてしまうので、限界まで我慢せずに周りにSOSを出して欲しいです。
突然、訪れた「パパ見知り終了」に困惑
基本、何をするにもママ!ママ!の娘なので、一緒にご飯を食べてお風呂に入って、一緒に遊んで一緒に寝て…。
私にベッタリなパパ見知り最中の娘がいるため、なかなかこのブログを書き終える事ができずにいました。
そんな中、いつも前髪ナシの私なのですが、気分転換の為に前髪を作ってみたくなり(約5年ぶり)、眉のちょっと下あたりの長さで前髪カットしました。
初めて前髪アリの私を見た娘、パパにしがみついて泣きました。笑
数分前までパパ見知りだった娘が、前髪アリの私を見た瞬間からパパ見知りを卒業し、買い物の時もパパと手をつなぎ、抱っこもパパ。
娘が大好きな本屋さんに行っても、パパの手を引いて私から離れ、私は子供本コーナーに取り残され、呼びかけても来ず。
無理やり笑顔を作っていましたが、すっごくショックでした!
パパ見知りが終わるといいなと思っていたはずなのに、こんなに突然、しかもあからさまにパパ見知りが終わって、ママ離れみたいな状態になると、切ないを通り越して泣きたくなりました。笑
一方のパパはカナリ嬉しい様子で、ニヤニヤしながら私に
「急にどうしたんだろうね!こんなにあからさまにね!大丈夫?ショックじゃない?」
と言ってきました。
気遣いのつもりかもしれませんが、妙にそのセリフが腹立つ。笑
でも、パパ見知りがひどかった時に、私も気遣いのつもりで言った言葉が、知らず知らずのうちに、夫を腹立たしい気持ちにさせていたかもしれないなと。
結局、今は短く切った前髪を横に流してピンで止めて、また前髪ナシの状態にしています。苦笑
何が言いたいかというと、パパ見知り時期は確かに大変なのですが、いざ終わりが訪れると、ママは寂しさを感じるという事。
パパ見知りをして、ママママと頼られていた時間が懐かしくて愛おしく思える事。
「ママママばっかりで大変だったし、これでいいんだ」と自分に言い聞かせてみたりしたのですが、やっぱり寂しいです。笑
夫に「抱っこして!」とお願いしている娘を見ていると、「抱っこをお願いされるのはいつも私だったのに」とすら思ってしまいます…。
きっとここからまた、気持ちの切り替えとか、娘との接し方とか、私がいろいろ学んで成長していかなくてはいけないところなんでしょうね。
どうか、みなさんも貴重なパパ見知りの時期を大切にお過ごしください。
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