ニベアの青缶は安くて優秀!
数年前からそんな事が噂され、その噂に乗っかって私も使ってみた事があったのですが、噂通りの実感は得られず、しばらくはニベアの青缶から離れていました。
ところが、その後にとても肌の綺麗なおばあちゃんが、ドン・キホーテで販売しているニベアの青缶(特大サイズ)を使っている事を知り、また使用し始めたのですが…
ハマっています。現在、愛用中です。
ただ、以前と違うのは日本で作られているニベアの青缶ではなく、ニベア発祥の地である本場ドイツで作られたニベアの青缶を使用している事です。
「ドイツのニベアは日本人の肌には合わない」という意見もあるようなのですが、私にはこちらの方が肌に合うようで、約7ヶ月使用していますが気になる肌トラブルはありません。
そして、このニベア特大青缶(400g)をネットの情報を参考に全身にフル活用しているのですが、ニベアの青缶にまつわる噂をあれこれ検証してみた結果を私なりにまとめてみました。
これからニベアの青缶(私の場合はドイツ製の商品を使用)を使ってみようと考えている方のお役に立てたら嬉しいです。
万能なニベアの青缶にまつわる噂をあれこれ検証してみた
数年前から「青い缶のニベアの成分は某高級化粧品とほぼ一緒だ」と噂になっていましたが、どうしても私は「ニベア=ハンド・ボディクリーム」のイメージが強くて積極的に使う気にはなかなかなれませんでした。
でも、顔を含めて全身に使ってみて良いも悪いもわかった事がありました。
・30代
・季節の変わり目に敏感肌になる
・顔の一部と足のくるぶしに茶色いシミあり
・髪の量が多くパサつきが気になる時がある
★5個で満点としています
ニベアだけをそのまま顔に塗る
オススメ度 ★★★☆☆
ドラッグストアなどで手軽に買える日本製のニベアよりも、ドイツ製のニベアの方が少し固めな気がするのですが、その固めが良いのか「肌にとどまって保湿する」という感じです。
季節によって、夏は薄っすら冬は厚塗りというようにニベアを塗る量を調整しているのですが、より肌が潤うという事はないけれど、乾燥は全くしませんでした。
顔に塗りたてはクリームの伸びが悪く、ベタつきが気になるかもしれませんが、時間が経つとクリームが透明のテカテカに変わり、夜に塗って寝てもそれほどベタつかないで朝はいつもより長時間、適度に保湿されました。
ただ、顔は真っ白のバカ殿様フェイスになるので、ニベアを顔に塗った後の過ごし方が課題になるかと…。
今は慣れたようなのですが、始めの頃は娘に白い顔を怖がられ、夫には「(その白い顔を見ながら)真面目な話ができない」と言われました。笑
化粧水を顔に塗ったあとにニベアでフタをする
オススメ度 ★★★★☆
ニベアだけ顔に塗っても保湿されるのですが、冬の時期にもう少し潤って欲しいなとか、部分的に乾燥が気になるという時に、手持ちの安い化粧水を塗ってからニベアでフタをしてみました。
ニベアだけを顔に塗った時よりも保湿力があり、翌日も肌がプニプニしている時間が長くなりました。
安い化粧水でも良いので、少し量を多めにつけて肌になじませてから美容クリームのようにニベアでフタをすれば、十分に潤います。
ただ、化粧水が肌に浸透する前にニベアを塗ると、顔の上で分離して白いところとそうでないところがゴチャゴチャして見た目が大変な事になります。
その見た目を心配した夫に、1度だけ「本当にニベアでいいの?!」と問いかけられた事もありました。
ヘアオイルの代わりに髪にニベアをつける
オススメ度 ★★★★☆
肌よりも髪の乾燥・パサつきが気になっていた時期があり、ヘアオイルを探したものの、なかなか良いものに出会えず。
少量のニベアをヘアオイルの代わりに使ってみたのですが、しっとりまとまります。
乾いた髪にニベアを塗っても効果はありましたが、特に効果を感じたのは、シャンプーした後のドライヤーをかける前の半乾きの状態につけた時です。
乾いた時にもパサつきが少なく、まとまってツヤも出ました。
ただ、やはり量をつけすぎるとベタついてしまうので、「顔や体に塗った後の残り分」くらいのごく少量が適量だと思います。
ヘアオイルのような香りもないので、香りを楽しみたい人にはニベアは物足りないかもしれませんが、肌ケアと同じものが髪のケアにも使えるというところが、面倒くさがりな私のお気に入りポイントです。
美容液とニベアを混ぜて気になる部分にパック
オススメ度 ★★★★☆
シミがある部分に、美白美容液とニベアを混ぜたものを塗って、約20分放置して洗い流す・もしくはそのまま寝る。
私は美白系の美容液とニベアを混ぜてパックを試したのですが、パックした部分の肌はモチモチになり、肌がワントーンアップしたように感じるので、根気強く続けていけばシミも薄くなるのかもしれません。
長い年月をかけてできた顔のシミは、目に見えて薄くなるという事は今のところありませんが、足のくるぶしの茶色いシミ?には効果があったようで、5日間試した時に、茶色い薄皮?のようなものが剥がれてきました(痛みなし)。
まだ、足のくるぶしに茶色いシミは残っているのですが、この部分に関しては少しシミが薄くなったような気がします。
まつ毛に塗ってまつ毛ケア(伸びる)
オススメ度 ☆☆☆☆☆
1本1本が細く、長くも短くもない物足りない私のまつ毛にボリュームが欲しいと思い、濃く長いまつ毛になる事を願ってニベアをまつ毛美容液の代わりに使ってみました。
寝る前に、少量のニベアをまぶたとまつ毛の生え際に塗ってそのまま寝たのですが…翌朝、数本抜けました。ショックでした。
目元だからもっと優しく塗るべきだったのか?たまたま生え変わりのタイミングで抜け落ちたまつ毛を見つけただけだったのか?色々と考えて3日間試してみたのですが、3日間とも抜け落ちたので辞めました。
まつ毛の生え際ではなく、まつ毛だけに塗ったときは抜けませんでしたが、特に変化もなく、また貴重なまつ毛が数本ずつ抜け落ちるのが怖くてもう塗らない事にしました。
私に合わなかっただけなのかもしれませんが、個人的にはニベアをまつ毛美容液代わりに使うのはオススメできません。
マッサージクリームとして使う(特にかかと)
オススメ度 ★★★★☆
青缶とは別に、ニベアではボディクリームもありますが、あえて青缶の方を体の乾燥が気になる部分や、マッサージする際のボディクリームとして使っています。
ボディクリームに比べて、青缶のクリームは少し固めですが数分でクリームが柔らかくなってすぐに肌に馴染むので、保湿しながらマッサージもスムーズにできて、ツボにもグッと指が入りこんでくるので気持ちがいいです。
30代でありながら、祖母(80代)に心配されるくらいカサカサしている私のかかとにも毎日塗っているのですが、だんだん柔らかくなってきて、黄色い色をしていたかかとが赤っぽくなってきました。もう少し続けてみます。
かかとに塗った後、べたついたり滑ったりするので転ばないように注意が必要ですが、ボディクリームとして特にかかとケアにオススメです。
化粧下地として、ファンデと混ぜて使う
オススメ度 ★☆☆☆☆
恐らく私の化粧方法が雑で下手だからだと思うのですが、化粧下地としてもリキッドファンデに混ぜるにしても、使い方が難しいと感じました。
特にニベアとリキッドファンデを混ぜて使う時は、なかなか混ざり合わないし、やっと混ざり合っていざ顔に塗れば油絵みたいな肌質になるし。
メイクを落とさなければやり直しがきかなそうな感じになるしで朝に仕上がった顔を鏡で見て「嘘でしょ?!」と驚いてしまいました。
乾燥や化粧持ちを良くするためにニベアと混ぜたのに、ムラや厚塗り感(油絵になった気分)がすごくて、これならまだ乾燥して化粧持ちが悪い方がマシだと。
まだ化粧下地としての方が使いやすくて、上手く時間をかけて丁寧にニベアを塗ってムラのないベース作りができればファンデが綺麗に肌にのります。乾燥もしません。
ただ、時間が経ってくるとカピカピ感というか少し重さとツッパリを肌に感じます。
化粧下地を塗る前の、肌の土台作りにはオススメしますが、化粧下地もリキッドファンデも、ニベアと合わせる事はせずにそれぞれ単品で使用した方が良いと私は思います。
ニキビに塗って炎症を鎮める
オススメ度 ★★★☆☆
基本的にニキビは触らないようにして、皮膚科で治療するのが理想ですが、すぐに治したい・病院に行く時間がないという時は自分で治療薬を使って早く治したいですよね。
肌質や体質・ニキビの状態にもよると思いますが、私はニキビが出来る時、中で膿がたまって赤くなった状態から始まり、2日くらいすると真ん中にポツンと白い膿が現れて…という感じなのですが、ひどい時はこれに痛みがあります。
そんな時、私は耳かき用の綿棒を2本使ってポツンと出た白い膿の部分を、両脇から挟んで潰して膿を出します。
出した膿を綿棒で拭き取った後、上からニベアを塗ってそのまま寝るのですが、翌日にはだいぶ良くなって、3日目にはほとんどわからないくらいになります。
赤く腫れたままの状態の時も、綿棒にニベアをつけてその綿棒でニキビの上にニベアをのせて寝るのですが、とにかく手では触らない。
基本、皮膚科でもニキビは触らないようにと言われますが、以前お世話になった皮膚科の中で器具を使って膿を出して治療する所があって。
その皮膚科で「潰す行為よりも、手で潰してそこから菌が入ってしまう事が問題」と言われた事があり、単純に手がダメなら綿棒でやろうと思って長年実行していますが、跡になったりもしていません。
ただ、推奨されているやり方ではない事、体の内側から治すようにしていかなくてはいけない、という事もあるのでオススメ度は控えめの★3つにしておきます。
リップクリームとして使う
オススメ度 ★★★★☆
私は夜、顔にニベアを塗る流れで唇にも塗ってケアしているのですが、保湿力があるので翌日の朝はリップいらずの状態です。
(朝の洗顔時に唇を力強く洗わない)
日中、空気の乾燥がひどい時は、ほんの少しの量のニベアを小指にとって唇に塗ったりもしますが、何度も塗り直す必要がないほど、唇が保湿されます。
ニベアにはリップクリームもありますが、保湿力は青缶の方があると思っています。
ただ、リップクリームとして青缶を常に持ち歩きたいという時に、通常のリップクリームよりもサイズが大きくなるので、100円ショップで小さなケースを買って、青缶から少しニベアを移して持ち歩く方が良いです。
特に私の場合は、使用しているのがニベアの特大缶(400g)なので、そのまま持ち歩くのにはちょっと重いので…。
ハトムギ化粧水とニベア
オススメ度 ★★★★★
漢方としても有名なハトムギ(ヨクイニン)は、イボやニキビの炎症を抑えたり、肌・角質細胞の代謝をアップさせたりと、美肌効果がある事で知られています。
私が使っているのは、愛用者がたくさんいるといわれている「ナチュリエ(naturie)ハトムギ化粧水 スキンコンデショナー 500ml」なのですが、大容量でありながらお店で600円台で買えるという。
この化粧水だけで使っても良いと思うのですが、私の場合は少し物足りない感じがして、このハトムギ化粧水をバシャバシャと顔につけた後に、ニベアでフタをするのですが…
翌朝になっても肌がモチモチで、さらには肌の代謝サイクルが上がったのか、顔が日焼けしてくすんでしまった後も、ワントーン明るくなって気にならなくなりました。
化粧のノリも良くなりました。
ただ、私は面倒くさがりで朝の化粧に時間をかけないタイプなので、ハトムギ化粧水が浸透してからニベアを塗って…という丁寧な肌のコンディション作りには時間をかけていません。
朝は洗顔後にオールインワンゲルを塗ってから、化粧下地とリキッドファンデを塗っているのですが、夜だけハトムギ化粧水+ニベアでも、肌の潤いは守られ、良い状態での肌が保てています。
ハトムギ化粧水がある程度、肌に浸透する前にニベアを塗ってしまうと、肌の上で分離してしまう問題は少々ありますが、コストを抑えながら良い肌の状態を保てるのはとても魅力です。
肌に潤いが欲しいけれど、高いお金はかけたくないという方に、ぜひオススメしたい組み合わせです。
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