さよならほやマンのロケ地「網地島(あじしま)」はどんなところ？試写会の感想は？

2023年11月3日公開予定の映画「さよならほやマン」。

オールロケ地として、庄司輝秋(しょうじてるあき)監督の出身地である宮城県石巻市が選ばれ、その石巻で9月に行われた試写会では300人以上が集まり大盛況でした。

笑いの映画かと思ったらなにこれ、めっちゃ感動するやつじゃん。

と地元民に言わせた映画「さよならほやマン」について、まとめてみました。

この記事を読むことで

⚫︎ロケ地「網地島(あじしま)」について
⚫︎なぜロケ地が網地島だったのか
⚫︎映画「さよならほやマン」のあらすじと試写会の感想
⚫︎キャストと主演MOROHAのアフロについて
⚫︎事前に映画チケットをお得に買う方法

がわかります。

★この記事でわかること★

さよならほやマンのロケ地「網地島(あじしま)」とは？
1. ロケ地に網地島が選ばれた理由
2. 網地島へのアクセス情報
さよならほやマンのあらすじ
映画「さよならほやマン」試写会の感想は？
1. キャスト紹介
2. MOROHA(モロハ)・アフロとは
上映館情報・チケット購入はムビチケがお得！
まとめ

さよならほやマンのロケ地「網地島(あじしま)」とは？

網地島(あじしま)は牡鹿半島の最西端、鮎川港から海上約4kmに位置する、周囲20.7km、人口292人※ほどの小さな島です。※令和4年3月末時点

元祖猫の島といわれている田代島の隣の島なので、やはり網地島にも外で飼われている猫たちがたくさんいます。

島には猫が多いこともあり、映画「さよならほやマン」の撮影中にも至るところに猫が映りこんでいたようです。

撮影地の網地島は、あの猫の島で有名な田代島のとなりの島。映画『さよならほやマン』の中にも至るところに勝手に猫が映り込んできました。きょ年の夏は撮影隊がやってきてさぞ騒がしかったことでしょう。#ねこ　 #猫の島　 #田代島　 #網地島 pic.twitter.com/FnqWEdHGkj

— 庄司輝秋 SHOJI Teruaki (@shojitell) July 16, 2023

網地島には、まるで南国のような驚くほど透明度が高い海と、白い砂浜が広がる網地白浜（あじしらはま）海水浴場があり、夏は多くの観光客と海水浴を楽しむ人で賑わいます。

網地島の南端には涛波岐崎（どわめきざき）という岬があり、先端には海霧の中でもわかりやすいように、赤白の塔高9.9mの灯台があります。

晴れた日には太平洋と、金運にご利益があるといわれる「金華山(きんかさん)」が一望できます。

ロケ地巡りをしながらぜひ一度、網地島に足を運んでみてください。

ロケ地に網地島が選ばれた理由

映画「さよならほやマン」の監督を務めたのは、宮城県石巻市出身の庄司輝秋(しょうじてるあき)さんです。

その庄司監督が子供の頃からよく行っていた場所、それが網地島でした。

庄司監督は、「好きで石巻に生まれて好きで石巻にいるわけじゃない」という思いから18歳で石巻市を出て、それから20年東京で暮らしているそうです。

それでも、東日本大震災を経て「東北で明るい前向きな物語を撮りたい」と思い、子供の頃によく遊びに行った網地島をオールロケ地に選んだということです。

網地島へのアクセス情報

【仙台から石巻まで】
⚫︎JRで/仙台駅→石巻駅(快速約60分・各駅約85分)

⚫︎自動車で/仙台東IC→石巻河南IC（三陸自動車道・約40分）

⚫︎高速バスで/JR仙台駅前（エデン前）21番のりば→石巻駅前（80分）

【石巻駅から船着場（石巻港）まで】
⚫︎駅から船着場まで　ミヤコーバス　17分　250円（門脇2丁目下車・徒歩3分）

⚫︎タクシー　1000円前後

※詳細は各交通機関へお問い合わせください。

【石巻駅から船着場（鮎川港）まで】
⚫︎バス　82分（西町（鮎川）下車・徒歩7分）

【船着場（石巻港）から網地島まで】
⚫︎石巻港船着場から60分〜80分程度

【船着場（石巻港）から網地島まで】
⚫︎鮎川港船着場から15分〜40分程度

※船の時刻・料金については、網地島ライン株式会社に直接お問い合わせ下さい。電話番号:0225-93-6125

さよならほやマンのあらすじ

島で生まれた漁師の青年、阿部アキラは、弟のシゲルとふたりで古い一軒家に暮らしている。
アキラは素潜りの漁師で石巻の特産である海産物、「ほや」を獲るのが仕事だ。
しかしアキラとシゲルは海のものを一切口にせず、カップラーメンばかり食べている。
それは12年前の震災で、兄弟の両親が海で行方不明となってから――。
そんな折、東京から島にふらりとやってきたブルーの髪をした漫画家、美晴が兄弟の前に現れた。
3人のありえない出会い、それはおかしな奇跡の始まりだった――。

引用元:PINTSCOPE(ピントスコープ)

あらすじに少し付け足しをすると、主人公の阿部アキラと弟のシゲルは震災で両親が行方不明になり、莫大な借金を抱えながら古い一軒家に住んでいます。

弟のシゲルは生まれつき障がいを抱えているため、漁師として「ほや」を獲る仕事をしているのは兄のアキラです。

周りに支えられながらなんとか生活していたものの、莫大な借金で人生大ピンチに直面。

そんな時、都会からふらりと島にやってきた漫画家の美晴が「この家、私に売ってくれない？」と兄弟の目の前に現れます。

今も行方不明の両親から受け継いだ家を売るわけにはいかないと、なんとか守ろうとする兄弟と漫画家の美晴が、その後まさかの共同生活。

この3人のありえない出会いが、後に最強の奇跡に繋がるのでした。

映画「さよならほやマン」は、庄司監督がほやの不思議な生態(卵で生まれ、住みつくところを見つけると脳が離脱し、そこから離れずに一生を終える)に驚かされた事が誕生のきっかけ。

つまりもとは「ほや」ありきで作られた映画なのです。

ほやの生態と人間の生き方をかけ合わせて表現された、笑いと感動の映画「さよならほやマン」。

「自分の人生はこんなもんじゃないと少しでも思っている人に観てほしい」

庄司監督の想い・言葉が心に突き刺さる、そんな映画です。ご期待ください！

映画「さよならほやマン」試写会の感想は？

2023年11月3日(金)に公開される映画「さよならほやマン」の試写会は以下のスケジュールで行われました。

2023/8/31(木)	渋谷	19:00〜
2023/9/10(日)	河北総合センタービッグバン	13:00〜
2023/9/30(土)	せんだいメディアテーク7F	14:00〜
2023/10/18(水)	ユーロライブ（東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F）	19:30〜