- ホタテの貝柱はオレンジ色と白どっちが美味しいの?
- なぜ貝柱の色が白じゃなくてオレンジ色(赤玉)になるの?
そんな疑問にオレンジと白のホタテを食べ比べてみた私がお答えします!
この記事では、オレンジ色のホタテ(赤玉)の味や色の仕組みについてご紹介します。
ホタテの貝柱がオレンジ色は白よりも貝感が強くて美味しい
北海道の親戚からいただいた「紅白ホタテ*」を食べ比べた感想をお伝えします!
率直な感想として、貝柱がオレンジ色の「赤玉」は白いホタテと比べると貝の感じが強くて美味しいです。
ホタテが持つ甘みや、貝類が苦手な人も食べられるクセのなさは、貝柱がオレンジ色の赤玉にもしっかりありました。
*赤玉(オレンジ色の貝柱)と普通の白い貝柱を合わせた、縁起物の「紅白ホタテ」はネット通販などで販売されています。
その他、食べ比べてみて感じた違いは以下のとおりです。
【白いホタテとの比較項目】 | |
歯ごたえ | 弾力が強め |
甘み | 貝感が強めの甘み |
味の濃さ | 1粒で食べるとハッキリわかるくらい濃い
(薄く切って食べるとほぼ違いはわからない) |
臭み | 貝類がもつ独特の味が少し強め |
※個人の感想です。
オレンジ色の赤玉ホタテも、白いホタテもほぼ同じなのですが、貝類特有の味が強く、日本酒に合うのはオレンジの方でした。
ただ、薄く切ったりバター醤油で味をつけたりすると、オレンジ色のホタテも白いホタテも味の違いはほとんどなく、どちらも美味しいです。
子供は貝独特の臭みが苦手なので、貝の感じが少し強いオレンジ色よりも、白いホタテの方を好んで食べていました。
以上のことから、貝柱がオレンジ色の赤玉ホタテは
- ホタテが好きな大人
- 赤貝などホタテ以外の貝類も食べられる人
- 縁起物を味わいたい人
におススメしたいホタテです。
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ホタテがオレンジ色になる確率とオレンジ色になる理由
ホタテの赤玉(オレンジ色の貝柱)は、北海道で獲れるホタテの約700〜1,000個のうち、1つか2つしか獲れないといわれている、希少でレアなホタテです。
その希少でレアな貝柱がオレンジ色のホタテは、決して異常なわけでも腐っているわけでもなく、抗酸化作用があるカロチノイド色素によって色が変わっているのです。
カロチノイド色素は甲殻類の殻に含まれていますが、ホタテがエサとするプランクトンに、その甲殻類がたくさん含まれていると身が赤っぽくなります。
希少な「赤玉」と言われるホタテは、エビやカニの殻をたくさん食べていたのかもしれませんね。
つまり、貝柱がオレンジ色の「赤玉」といわれるホタテは
- エビやカニの殻などに含まれるカロチノイド色素によって色が変わったもの
- 決して異常・腐ったホタテではない
- 抗酸化作用(老化防止などに効果あり)を持つ成分が含まれている
という、白いホタテよりも少し栄養価の高いホタテなのです。
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赤玉(オレンジ色の貝柱)ホタテのまとめ
白いホタテと比べて味の違いはほとんどないものの、歯ごたえや貝特有の味の濃さを感じたのは「赤玉」や「紅ホタテ」と呼ばれる、貝柱がオレンジ色のホタテでした。
この貝柱がオレンジ色のホタテは、北海道で獲れるホタテの約700〜1,000個に1つか2つしか獲れない、希少なホタテです。
この希少なホタテの貝柱のオレンジ色は、エビやカニの殻などに含まれるカロチノイド色素によって色が変わったもので、決して異常・腐ったホタテではありません。
むしろ、栄養価が高く希少なものということで、白いホタテと組み合わせた縁起物「紅白ホタテ」として通販サイトでも販売されていますので、ぜひ食べてみてください。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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