元バスガイドの私が今、気になっているのが「流氷の上を歩いたり流氷と一緒に浮いたりできる流氷ツアー」です。
北海道は海の幸だけではなく、「知床(しれとこ)」・「網走(あばしり)」・「紋別(もんべつ)」の3地域に関しては流氷の名所としても知られています。
船で流氷を砕きながらの流氷クルージングや、流氷の上を歩いたり、流氷と一緒に海に浮かんだりする流氷ウォーク。
そんな世界でも珍しい夢のような体験ができる流氷ツアーが今、大人気なのだそうです。
この記事では
⚫︎流氷ウォークが体験できる流氷ツアー
⚫︎流氷ツアーに参加する際の服装
⚫︎流氷ツアーはひとりでも参加OK?
についてご紹介します。
流氷ウォークが体験できる大人気の「流氷ツアー」とは
船から流氷を見たり、流氷の上を歩いたりできる流氷ツアーは、例年1月から3月にかけて行われるのですが、流氷の見頃時期は毎年2月中旬から3月上旬ごろ*だそうです。
*年々、流氷が減少傾向にあるので、見ごろ時期が変わる可能性があります。

流氷は厚さ約40~60cmにもなるそうです!
流氷ツアーはツアーを行う会社や団体、乗る船によってツアー内容・流氷を見られる場所が変わります。
流氷クルーズができる代表的な船は主に
【ガリンコ号】 | 35.00メートル | 195名 |
【おーろら号】 | 45.00メートル | 450名 |
この2隻なのですが、ガリンコ号では「紋別エリア」、おーろら号では「網走エリア」の流氷を見る事ができます。
流氷ツアーの予約は早いところだと10月末頃から受付けていますが、「流氷ウォーク」が入ったプランを申し込む際には参加者全員の身長・体重の申請*が必要です。
*流氷の上を歩いたり、流氷と一緒に浮かんだりする際に専用スーツを着用するため
また、ツアー内容によっては年齢・身長・体重に制限(小学生以上・74歳以下・身長130~190cm・体重110kg未満など)がありますのでご注意ください。
流氷ツアーには「日帰りプラン」と「宿泊プラン」があり、「ガリンコ号で日帰りプラン」の一部例をあげると
〇プレミアホテル中島公園(7:40集合/7:50発)
●札幌ビューホテル大通公園(8:00集合/8:10発)
〇ANAクラウンプラザホテル札幌(8:20集合/8:30発)
※集合場所は各ホテル1階ロビーとなります。
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〇道央自動車道
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〇砂川サービスエリア(休憩)[15]
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〇道の駅・香りの里たきのうえ(休憩)[15]
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〇マルカイチ水産(海鮮炉端焼きの昼食とお買物)[50]
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〇海洋交流館(オホーツクタワー・とっかりセンター自由行動/有料・各自負担)[40]
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〇『新造船・流氷砕氷船ガリンコ号III・IMERU』乗船(迫力のクルージング)[60]
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〇層雲峡氷瀑まつり(幻想的な氷の祭典・ライトアップされた氷瀑まつり見学)[40]
※協力金:お1人様500円はお客様負担となります。
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〇途中休憩(1ヶ所)
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〇札幌駅北口=大通公園=すすきの(22:00-22:30着予定)引用元: 旅プラスワン
↑このような、バスとガリンコ号で食事・流氷・ライトアップを楽しむプランなどがあります。
さらに「おーろら号で宿泊プラン」の一部例をあげると
<<1日目>>
◎往路バス◎
イーグルライナー号乗車
札幌ターミナル(23:15発)→(車中泊)→知床第一ホテル(翌日 6:42)
↓
<<2日目>>
到着後フリー【宿泊】
知床第一ホテル西館 夕朝食付(夕/朝:バイキング)<<3日目>>
※流氷ウォークは大変人気のプログラムのため、希望の日時がすでに満員となっている場合がございます9:00頃ホテル発 ~~ 流氷ウォーク®体験 ~~ 11:05頃ホテル着
12:20ウトロ → 知床エアポートライナー → 網走バスターミナル⑤のりば14:01
★流氷観光砕氷船おーろら 乗船(15:30~約1時間)◎復路バス◎
ドリーミントオホーツク号乗車
網走バスターミナル(18:00)→札幌駅前ターミナル(23:55着)引用元: 旅プラスワン
↑このような、夜行バスとおーろら号で流氷ウォークと流氷クルーズを楽しむプランなどがあります。

流氷ウォークを楽しむ際には、専門のガイドさんがついてくれます!
流氷ツアー(とくに流氷ウォーク)のプランによっては、年齢・身長・体重に制限がある場合が多いので、お申込みの際にはご注意ください。
今、大人気の「流氷ツアー」は
⚫︎流氷が漂う海をクルージング
⚫︎流氷の上を歩いて渡る流氷ウォーク
の他に、「馬に乗って流氷を見に行く流氷乗馬」もあるようなので、ツアーの詳細や注意事項は、各社の予約サイトからご確認をお願いします。
*他にもツアー会社はありますが、流氷ツアーを行っている一部会社を紹介させていただきます。
流氷ツアーの服装はどうすればいいの?
外はマイナス10℃にもなるので風を通さない服装が基本ですが、船内や観光施設内では暖房が効いているので、防寒できて脱ぎ着しやすい服装が良いです。
具体的にどのような服装が良いのかをご紹介します。
【頭】 | ニット帽、イヤーマフなど頭と耳を冷気から防げる防寒具 |
【首】 | マフラー、ネックウォーマーなど首を冷気から防げる防寒具 |
【手】 | 手袋(ポケットに手を入れて歩くの危険なので) |
【体】 |
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【足】 | ジーンズやショートパンツ以外のパンツスタイル (110デニール以上の厚手のタイツやレギンスを重ね履きするとなお良し) |
【靴】 | スノーブーツのような防寒性が高く滑りにくいもの |
外と船内では温度差があること、流氷ウォークで専用スーツに着替えることから、流氷ツアーに参加する際の服装は
防寒できて脱ぎ着しやすい服装。
着込み過ぎは暑くなるので、ニット帽・ネックウォーマー・マフラー・手袋などの耳・首元・手を冷気から防げる防寒具も必須です。
流氷ツアーはひとりで参加もできるのか
流氷ツアーはひとりでの参加も可能です!
*団体専用プランではないこと、ツアー会社が定める年齢・身長・体重などの制限にあてはまらなければ。
流氷ツアーにはあえて「ひとり旅」のプランもあるくらいなので、ひとりでの参加は決して珍しいことではありません。

元バスガイドのわたしも、お花見・温泉・紅葉・スキーなどのツアーに同行してきましたが、各ツアーにおひとりで参加されている方はもちろんいましたよ!
まとめ
船から流氷を見たり、流氷の上を歩いたりできる今大人気の「流氷ツアー」は、例年1月から3月にかけて行われ、予約は早いところで10月末から受付けています。
流氷ツアー行う会社や団体によって、プラン内容はさまざまなので、詳細を確認してご自身に合ったツアーにご参加ください。
流氷ツアーに参加する際は、防寒できて脱ぎ着しやすい服装と耳・首元・手を冷気から防げる防寒具が必須です。
初めての流氷ウォーク体験でも、専門ガイドさんがついて教えてくれますので、おひとりでも安心して参加ができます。
秋の山ウォークが落ち着いたところで、冬は新たに流氷ウォークに挑戦して思い出作りも良いですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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